他の人から見たら30間近のオッサンの心の機微は正直キモそう。


・プレイスキル 7~9/10(環境理解度による)
・デッキ選択 6/10
・メンタルづくり 4/10

3要素に分割して自己評価するとこんな感じか。

メンタル面からのプレイへの影響は顕著で、FNMの初戦とグランプリの12勝2敗ラインを同じ精神状態でプレイできる人などそういないと思ってはいる。しかし、自分の「基本的には楽しみたい」というmtgへの接し方から考えるとトーナメント用の勝つためのメンタルの在り方を模索するのはあまり上手くいかないと感じているため、「いかなる時も普段通りにプレイする」ことが基本目標だと最近は感じている。
成績のアベレージが高かった2016年のシーズンも、権利や入賞一歩手前が多く、最後の最後で懸かっているものを意識してしまってプレイ精度が落ちるといったパターンが多かったと感じた。
この話をそもそも考える契機になったのが、2019年11月開催のGP名古屋の1月前くらいから。3つ前の反省日記から取組み方自体の見直しをしていた時に、ミスが起きやすい時と起きにくい時の差について真面目に考え始め、主に睡眠による体調面の他に、取り組む姿勢としての精神面の部分が最近は覚束なかったのでは?という観点でトーナメントに出つつ自身の状態と成績の関係を観察していた。観察した結果、上に挙げた「成果が手に入りそうになるの意識してメンタル面が悪化してプレイ精度が落ちる」という脳の特徴の他に「褒められ慣れていないため褒められるとメンタルに悪影響を及ぼす」ことが判明した。
褒められ慣れていない、というのは自身が育った家庭環境が大きく影響していると感じる。29のオッサンが今更何を言ってるんだと思われるかもしれないが、思い返すと、親から叱られたりすることは多かったが褒められた機会はごくわずかで、そこそこできた学業の成績についても周囲からの評価と親からの評価の乖離が凄く、浪人等はせずども国公立に進学できなかったことは親を激しく落胆させた。就職試験の際にこちらがナーバスになっている時期に「お前は今まで何もやってこなかったから今大変なんだ」という言葉を日常会話感覚で多様する状態で、その環境下でも自分の力が発揮できるようにメンタル構造が出来上がってしまったと今では感じている。不当なディスりにも即防御反応を示すようになっている反面、自身について真っ当に褒められると本気で言ってるのか疑ったり何と返せばいいかわからなくなり「己惚れてもいいのか」と思ったりで様々な感情がメンタルの調子を崩し、精神状態が不安定になりやすいのだ。友人に指摘されて強く印象に残ったのが「mkhr氏は話していて自己肯定感を感じない」という言葉で、自己肯定感がほぼ無い状態で過ごしているため、他人に肯定されると心がバグるのだ。
mtgをやってること自体を親はそもそもよく思っておらず、お金にもならないことを何年も続けている理由が全く理解できないといったスタンスで、生産性のない趣味はやめるべきだとやんわり言われ続けていた。エイトに入ったGP名古屋2019当時もそのスタンスは変わらなかったが、持ち前のメンタルを活かしながらトーナメントに出続け、GP前週のアリーナMCQでは権利獲得はせずとも2日目4-2のあと一歩でフィニッシュ。さらにこのタイミングで普段自分の構築に意見を言わない身内から「バントは理が無さすぎ」となじられ、ここでも自衛メンタルが上手く発揮され、本番大会では結果的に理想的なメンタルで取り組むことができたのだ。1敗ラインで相手の場に生物なしでガラスの棺をプレイする冴えもコンディションが良かったからできたのだろう。
実家から離れた今、メンタルへの着火剤は失われ、今後はトーナメントの時に良い精神状態で臨めるように自身でコントロールしていくのが課題になっている。理想はどんなシーンでもFNMの一回戦と本質的には同じであり、勝っても負けてもmtgは今後もできることを意識し、勝敗によって生まれる結果については目を向けない。基本的に得られるお金は預金残高と比べて微々たるものだと意識するのが大事。


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