Game 2


ロドリゲスは土地をアンタップインしてライフを18にしながらの≪野生のナカティル/Wild Nacatl≫、それは返しに≪死の印/Death Mark≫されてしまう。ロドリゲスが3ターン目に≪タルモゴイフ/Tarmogoyf≫で続こうとすると、アダムにレスポンスはない…そして彼のターンに3つ目のランドは現れない!よって、彼はゴイフから3点のダメージを受けたが、ライブラリーから彼の次のターンを待っている土地をアダムは見つけた。彼はさらに3点のダメージを≪タルモゴイフ/Tarmogoyf≫から受け、ロドリゲスのターンエンドに≪知識の渇望/ Thirst for Knowledge≫をプレイ、効果で≪弱者の剣/Sword of the Meek≫を墓地に放る。アダムはアンタップしてから土地を置く前にしばらく考えた後、将来ファッティになってしまうであろう生物(タルモ)に≪死の印/Death Mark≫の照準を定めて仕留めた。

ライフはお互いに14と並んでおり、フェッチを起動してランドを調達し、≪血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf≫をプレイする。エルフの続唱は≪時間の孤立/Temporal Isolation≫をライブラリー・トップから掘り起こし、ロドリゲスはそれをすぐさまライブラリー・ボトムに送り込む。アダムは≪精神を刻む者、ジェイス/ Jace, the Mind Sculptor≫をプレイし、その能力でロドリゲスのデックトップに≪減衰のマトリックス/Damping Matrix≫があるのを確認し、それは先ほどのオーラの隣へと追いやられた。ロドリゲスは≪精神を刻む者、ジェイス/ Jace, the Mind Sculptor≫へとアタックし、≪稲妻/ Lightning Bolt ≫でその命を終わらせた。互いのライフは14対11とロドリゲスの優勢である。アダムは≪強迫的な研究/ Compulsive Research≫により3枚のカードを掘り進め、≪闇の腹心/Dark Confidant≫と2枚目の≪強迫的な研究/ Compulsive Research≫をディスカードした。ロドリゲスは追加の3点をアダムに与え、血を流したアダムのライフは8まで落ち込んだ。アダムは≪ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/ Urborg≫を追加して≪マラキールの門番/ Gatekeeper of Malakir≫をキッカー込みでプレイした。

アダムの門番は≪時間の孤立/ Temporal Isolation≫により捕えられ、アダムの≪思考囲い/ Thoughtseize≫が≪稲妻/ Lightning Bolt ≫をかっさらい、ロドリゲスの手札には≪古えの遺恨/ Ancient Grudges≫が残された。アダムは何もいない戦場に≪精神を刻む者、ジェイス/ Jace, the Mind Sculptor≫をプレイし、ロドリゲスのライブラリートップを確認してそのままにした。ロドリゲスは予想した通り、何も有効牌を引かず、次のターンにアダムは再びロドリゲスのデックのトップをそのままにし、ターンエンド。ロドリゲスのターンにそれがプレイされ、(アダムの見たカードが)≪貴族の教主/Noble Hierarch≫であることが明らかになった。彼はその後も≪タルモゴイフ/Tarmogoyf≫をトップの上のままにし、≪仕組まれた爆薬/Engineered Explosives≫をカウンター1つでプレイして、オバマを除去した…必要があればの話だが、≪アカデミーの廃墟/ Academy Ruins≫が起動できる状況で。さらに≪強迫的な研究/ Compulsive Research≫で余っているアーボーグを墓地に送る。

アダムは爆薬を新しくキャストされた≪タルモゴイフ/Tarmogoyf≫を対処するために再び使用しようか考えたが、代わりに新しいカードを見ることに決めたようだ。アダムは≪クァーサルの群れ魔導師/Pridemage≫をロドリゲスのデック・トップに残し、ジェイスの忠誠度カウンターは11までになった。≪滅び/Damnation≫がゴイフを掃除して、アダムは≪吸血鬼の呪詛術師/ Vampire Hexmage≫をプレイ。ロドリゲスは群れ魔導師を配備してアダムの次のターン、アダムは2体目の≪吸血鬼の呪詛術師/ Vampire Hexmage≫をプレイする前に、ジェイスの+2能力でロドリゲスの次のドローを≪稲妻/ Lightning Bolt≫にした。ロドリゲスは立ちはだかるジェイスを対処するしかなく、エンド時に呪詛術師の1体を≪流刑への道≫で除去した。ロドリゲスは群れ魔導師でジェイスへとアタックをした。しかし、アダムは≪殺戮の契約/ Slaughter Pact≫を持っていた!…そして、自分のデックの上にペンを置き、アップキープに契約のコストを払うのを忘れないようにしたのである。アダムが3体目の≪吸血鬼の呪詛術師/ Vampire Hexmage≫をプレイする前に、ロドリゲスは≪精神を刻む者、ジェイス/ Jace, the Mind Sculptor≫に≪稲妻/ Lightning Bolt≫をプレイしようとしたが、アダムは≪交錯の混乱/ Muddle the Mixture ≫を公開したのである。

アダムはアンタップしてジェイスの最終奥義をプレイ。「じゃあライブラリーを取り除いて、君のハンドをシャッフル、でいいのかな」

2枚しか手札がないロドリゲスにとって、それで十分だった。彼がアダムに「君の勝ちだ」と言うのを聞く必要はあったが。

彼の友人とファン達が初の戴冠をしたアダムを祝福するために駆け寄り、シルバー・サーファーを覆うもの(※1)がアダムの肩から持ち上げられた。

「ジェイスもメチャクチャ気分がいいんじゃないか!」

彼は驚いていた。「ジェイスが最終奥義を使ったのはこれが初めてだよ!」

おめでとう!GPヒューストン2010チャンピオン、 Adam Yurchick!



(※1 すいません全然意味がわかりません。ファンタスティック・フォーを見てたら分かるかもしれないけど自分は見てません)








最後の10行くらいは胸が熱くなりました。ジェイスの忠誠度が溜まっていくまでがすごいドキドキしながら読みましたww

自分は高校の時からマジックのカバレッジを見るのが好きなんですが、日本のGPかPTとかじゃないとカバレッジってなかなか見れないじゃないですか^

高校の時は、マジックやりたいけど、受験もあるしあまりマジックをする友達もいなくて、今のMTGはどうなってるんだろうなーとか妄想してたりw

でもカバレッジを読むことで「やっぱマジックやりたいなー」「受験終わったらすぐに始めよう!」とか思ったりして。

自分は、プレイするのもドラフトするのも好きですが、カバレッジを読むのかなり好きなんだなーと、これを書き終わったらいろいろと気づきました^^


願わくばこの日記が皆様の暇つぶし以上にならんことを。


コメント

310
2010年4月16日16:53

楽しく読ませてもらいました~^^
個人的にジェイスのヤバさはブレストではなく、
1番目の能力の強さと忠誠値の上昇率だと思っているので、
また一歩確信に近づきました。。。
フリープレーもあわせると都合4回ぐらい最終奥義食らっているので…^^;

鎌虎
2010年4月16日17:35

こんな駄文読んで頂いてありがとうございますm(_ _)m

ジェイスの能力は個人的に全部無駄がないって感じですね^^


全部強いw

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