〇日本選手権ウィークリー 12/19 

スゥルタイ使用 5-1

ナーセット無しで生物除去もまあまあ入ってるオーソドックスな感じで参加。相手だけメインから同型用のスペル選定だったり、ムチャクチャ重く構築したりという感じのミラーにも当たったりしたが運が良くて5勝した。


〇アリーナ予選

スゥルタイ使用 初日3-3

ナーセット無しの型で対アグロのガードを下げないつもりでいったが、土地が止まりまくりすぐ3敗。環境に思考囲いがなければ適正土地枚数は29だと思う。
同型を見るかそうでないかの2軸の振れ幅が大きい点、リストが見れない予選形態だとG1のマリガン判断が難しくなる点からするとアリーナ予選向きというほどでもないが、他の候補があんまりなくてデッキ選定が弱気になってしまった。


〇日本選手権

スゥルタイ使用 初日3-3(2-3から)

ナーセット2はとってるが、同型用に寄せていない中途半端な感じの構築で参加。
蓋を開けると当たりがスゥルタイ5緑単t黒1、先手は多かったが土地が少ないマリガンを繰り返し自滅した試合が多い印象だった。ミラー寄せをしてたら多少はなんとかなっていたかもしれないが、絶対に初日抜けれたとも言えないスゥルタイの密度だった。
メタゲームの読み外しに対しての恐怖から中庸な判断をする傾向があり、プレイするデッキタイプを絞ってしまう癖と今後どのように付き合っていくかは課題。スゥルタイが公開性のトーナメントとの相性が良すぎて感覚が歪んだ。


あとWotcから参加賞届きました。ZER9パックで群れのシャンブラーが3枚出て萎えました。



〇パイオニア王秋

デッキは幼稚園児でも作れるデッキこと4C再生で参加。6-1で2没。ロータスに2回当たって2回とも死。ラヴィニアあるけど白マナない土地2のハンドが来てもう入れないと心に決めた。

〇パイオニア神

デッキは減衰球を増量した4C再生。
初戦に4C創案にメインから論争論争テフェリーをくらってティルトに陥って6-2。オムナスランプ、ロータス等終始当たりがきついマッチだったが初戦以外は今後のマッチングへの知見を得れて勉強になった。

〇ZNRチャンピオンシップ準備

ヒストリックでいろいろ試す。

・ゴブリン
角笛とチャンドラでサイド後の強度がかなり上がり、スゥルタイ系は食えそうだが公開性の割を食うデッキの筆頭、そしてサクリファイスとやりたくない
・無色ランプ、赤単ランプ調整
恐らく多く持ち込まれるスゥルタイ系にはメタ的にはそこそこ良さそうだったが、リスト公開だと相手のマリガンが適正になるためメインからポロっと負けそう、構成+サイドボード枠の関係から、相手の予想を上回る構築に締め切りまでに辿り着かなさそうという印象
・4C
サクリファイス相手にメインからヤシャーンをマリガンして探しにいける、一押しの追加でトライオームタップイン処理を絶妙に補えるパターンが増えた

ゴブリンや無色ランプ等(今回はサクリファイスもこっち寄り)のデッキを回してて思うのが、対面が不利だとわかっている時に相手の動きをどこまで想定したマリガンを行うのかのイメージが難しくて嫌になるところ。
メインボードは対面が不利であろうと自分の動きをするという点はそこまで難しくないが、サイド後に相手のバラバラな対策札をどの程度考慮し裏目を考えながらプレイすること、そしてマリガン判断が難しい。ゴブリン側がサイドの檻、全除去、マクサス用の打ち消しをどの程度ケアするのか、そもそもこのハンドはマリガンに値するのか、等。サイドインアウトに関しても、こちらへの対策札を使う対応側(ミッドレンジ系)は相手に対して強いカード弱いカードの判断がしやすく、正確な入替えを行うために必要なゲーム数が0~2試合くらいで掴めていると感じる。だが、特定のカードでデッキの根幹が潰れるデッキを回している時は、「檻でなんもプレイできなくて負け」「肉犠場ぶっささって負け」「マクサスカウンターされてなんも持ってなくて負け」といった負け時の印象が強く残り、「このパターンの時は負けるから〇〇をケアしよう」といった経験を積み上げた結果、「結果的に撃たなかった削剥が1枚別のカードだったら」「除去やカウンターをケアし続けたらPWでマウントとられた」「対策の対策用のカードが多すぎる関係でマクサスが何も連れてこない」等どの負けパターンもケアしようとして逆に失敗しているなという印象を毎回もってしまう。公開性のトーナメントは相手の習熟度が低くてもサイド後は適正に対策されることが増えたと感じる。
アグロ、コンボ系等のメインの動きが強いデッキはサイド後に相性が良くなるケースが少なく、リストが目立ち始めたその週以後情報が広がり対策が取られ始める。禁止テコ入れ前の4cオムナスが1週目で赤単を克服する等が記憶に新しい。今日の「ミッドレンジ」に分類されるデッキは、デッキの根幹を特定のカード・行動に依存していないことがある種条件で、相手からのサイド後の対策カードが利きづらく、相手への対策札をサイドインしてもこちらのデッキが歪むケースが少ない。特殊なデッキは存在が認知された時点でサイドボードにある程度の対策が置かれ、大会で活躍したタイミングで「強そうだしこれ回してみようか」と調整を始めてみると、その時点で既に旬を過ぎていることが多く、再度活躍するタイミングがもう来ないというパターンも多いと感じる。tier1、環境板デッキ以外のデッキでトーナメントを勝ってきたプレイヤーは公開性のトーナメントがメインになった今、構造的にかなり割を食ってしまっていると感じる。「強い」プレイヤーの種類がちょっと前までは複数あったと感じるが、それがかなり少なくなったと思う(ポエム)。ロンドンマリガンの導入以降、構造上弱点をもつデッキは割を食い続けてるなあと感じる。

メタ問わず公開性のトーナメントとして向いているのは4Cミッドレンジで、そこを読まれてゴブリンが多かった場合は爆死だがそこは割り切ることに。
デッキは決めたがメインボードの適正な枚数配分をあまり掴めてなかったので、勢いのあるYumaJPの勢いのありそうなリストを微調整したものでサブミット。
結果から見ると衰滅は微妙、一押しは4じゃなくても良さそう、テフェリーと肉犠場の採用、青黒M10の増量等は検討するべきポイントだったと思ったが、デッキを決めたタイミングと大会の母数の関係から、適正な4Cを組めるようになるためには自分が3人くらい必要だなと思う。

ヒストリックで公開性トーナメントの特性を再確認し、スタンダードも環境のデッキから丸いとされるグルールを選択。自分用に調整してはあるが、勢いのあるMoyashiさんの勢いのあるリストを微調整して提出。原初の力がかなり良い。サイドが強い方がやはり回しやすい。

〇結果

ヒストリック 4-3
スタンダード 4-4

試合単位で上振れ、下振れはあれど、±2勝しうる印象で終えた。周りのレベルを考えたら初日落ちも全然有り得たと思う。2:00開始はやはりかなり過酷で2日目の最終LSV戦も3戦目最後の最後でミスって負けたっぽい。
結果は「次の権利も得てないし意味がない」と言うプレイヤーもいるだろうが、MPL、MRLのレベルを肌で感じることができ、目指す方向性が具体的になってきたと感じることができたので凄く収穫があったと感じた。感じるはいいが次の権利をとらんと。



〇その他気づいたこと

・タコ負け覚悟で一つのデッキにベットした時のリスクに寛容なほどMTGが好きではない
・実際に一人回しをすることで気づけることは結構ある
・人がどういう認識なのかにそれほど興味がないので、議論して意見を共有する過程に魅力をそれほど感じない

調整過程で思い当たったことだけど上の内容を一通り書いたらまとまってしまって強引に入れるのもアレなので、機会があったら掘り下げればなーと思う。

~11/12

2020年11月12日 Magic: The Gathering
セカコロの予選4-1したけど結果登録を忘れて権利取れてませんでしたがゆるふわにマジックしてます。
ここ最近日記をつける時に直近で割と結果が出てることが多かったのに対して、今回は特になんもなし。

〇スタン雑感 11/12時点

redbullのwingsなんちゃら スタン4-2 ヒストリックでドロップ
アリーナオープン 1-2
ニッセン 1-3
スタン神 0-3

特に笑いにつながらない勝ち切ってない煽りは言われると意外とイライラします。

雑感
・メイン最強はルールスローグ、ラクドスにはそりゃ勝たないが
・サイド後はメイン戦より相性が改善することがほぼなく、相手のキラーカードに根本的な対処を持てないことが多いことを自覚してサイド後もぶん回す意識が必要なのでスタンというよりモダンを回す感覚に近い印象⇒苦手
・メインの強さの次点がおそらくグルール、こちらはサイド後アゴ牛クロ―ティスビビアン(軟泥)等クリティカルかつ多角的な攻めを実現しやすい
・現在は同型戦の先後差を捲りづらい⇒苦手、他デッキに意識されている前提で回す点は、デッキ間パワー差が縮まった現スタンでは一考の余地有
・存在が認識されている現在はリスト公開性の大会では微妙にビハインドなメイン構成
・黒除去の性質やマナ域の関係から、他のデッキにとってはグルールへのガードを上げる⇔ローグ(特にルールス)へのガードを下げるという状態になりやすいのがジレンマ
・デッキタイプがまあまあ散っているがグルールのシェア率は安定、ローグのシェア率はそこまでという印象なのでそれぞれが対グルールを意識してデッキ選択をしてたり
・ザレスローグはあんまり当たってない・回せてないので未評価。ルールスローグのサイド後の弱さを構成をずらすことで克服しに行く構築、ザレス忍術の挙動がある種コンボっぽい

ルールスローグの閾値の大きさを認識するのにまあまあ時間を食ってしまった結果、日本選手権本戦、スタン神等の大会も迷走気味であった。特定の強いカードが幅を利かせている1強2強環境は勝率ベースが結構良いが、禁止連発後のパワー差がなっくなった現スタンで先後の差/引きムラが気になるデッキを手に取り、負けた原因をデッキ以外に見出して時間を浪費する。板デッキを見出すのが難しい環境下でのデッキ選び、上手くないなあと常々思う。
MCQの権利がなかったりと大会の経験値が不足してるのもあり、12月のゼンディカーチャンピオンシップは無事でいられないかもしれないが、負けてもかなり良い経験になるのでそれはそれで。

〇11/3 TCパイオニアラストサン予選

デッキは4C再生。テフェリーウーロオムナスはおろか再生まで3という謎構築。
2リーグ回した結果、1ドロー付のカードが大量に入っている結果4積みして同名のカードがハンドにかさばる頻度が通常より増えて動きはぎこちなくなると感じ、潤滑油部分の枚数を考慮した結果「再生は4枚必須ではない(意味不明)」。3C再生と違ってソーサリーのカード多すぎるんすよね。ちなみにその道の権威M氏曰く「再生のことを何も分かっていない」という言葉も頂いております。
この日は当たり運も良くパイキングハコダ氏もokama殺法で撃破し無事権利獲得。回しててここ1年のスタンダードが生み出した業を感じるいいデッキなので皆もLet’s inzai’s dog

〇11/8 レガシー予選

keiponラストサン優勝おめでとう!!!!!

〇9/18シュラスコ会

keipon、アロハはしもと、高橋名人と前週の勝ち切り祝いということで開催。keiponからの金言が期待される。
ヒストリック予選時に5勝してから精神的にポワポワしちゃったからそこ直せるようにしたいな~というとこから、keiponが海外モダンGPの時も12-2ラインで負けに直結した廃墟の地を起動しなかったミスもそういうラインだと起こりうるよな~と珍しく擁護する発言を自分がしたら、アロハと名人は「?」という顔。いやいやそこまで来ると勝った時の重さとかいろいろ考えちゃうでしょと言ったら名人はそりゃそうでしょ、と。そりゃそうなんだけど、平常時でプレイできないだろうということは念頭に置いてあって、その状況になったらそのポワポワ感をもっと高め、普段味わえない経験を楽しむようにしてると。そんな状況下で結果より過程を楽しむことを意識している、という話はいっぱいいっぱいになってる自分が滑稽に思えてしまい、名人はやっぱすげえし狂人だなと感じた。
「ただそれでもミッドレンジを使うなら、その局面でも冷静でいる義務があると思う」
この人はこんなクソどうでもいい集まりの時にスゲー大事なことを言う。そういうとこだぞ。
アロハはしもと、名人はミッドレンジをとにかく使わないプレイヤーだ。アグロかコンボ専用機と言っても過言ではなく、試合の大半を能動的に振る舞う必要性があり、メインは勿論サイド後のプランも構築段階で事前に決めたプランニングをどこまで遂行できるかにかかっている。択を迫られることは勿論あるが、相手が持ってる持ってないの結果論になりやすく複雑な選択肢を明確に間違えるという機会自体が少ない、とのこと。ミッドレンジは能動的にも受動的にもなり得るが、呪文を散らして採用して柔軟に対応するスタイルが主流の現在では、メインボードから再現性のない試合展開になることも多く、今まで経験したことのない状況で適切な判断をすることが求められる。状況を正確に測って最終局面を迎えることは事前の想定だけで補うことはほぼ不可能のため、把握できる情報全てを考慮して選択肢を考える必要がある。平常じゃない精神状態で取る選択肢は考え方が寄りすぎている(特定のカードをケアしすぎしなさすぎ、真っすぐプレイしすぎ考えすぎ)ので、ミッドレンジを使う側はコンボアグロ側よりメンタルの影響が出る、とのこと。
にいはち君もどっちかいうと名人側のプレイヤーで、話してて微妙に共有できなかった部分があったことを上手く言語化してくれたんじゃないかと思った。価値ある言語化って感じだ。


〇プレリ、ドラフト会


シールドがあんまり勝たなかったことが印象に残った。カード選定の方針が怪しいかもしれない。
ドラフトも2回くらいやったけどレアリティ高いと強いねくらいの感想。


Redbull Untapped 予選

4cオムナスで6-2抜けの1没でTOP64止まり。クソゲー環境感あったがもうできないと言われるとそれはそれで寂しい。


〇モダン神挑戦者決定戦


前シーズンになんとなく回してたRUGウーロパイルで出ようと思っていたものの、4Cのリストが出ていたので4Cの一人回し+MOで試す。
・マナベースは3色の頃に比べてシビアといえばシビアだが、リスクを取ってでもパスとテフェリーを取るメリットはある。サイドのパージ等の白カードも影が増えすぎた現状は欲しい
・デッキの中で一番不要なのはおそらく稲妻だがレン6が良すぎるため赤も欲しい。サイドの野火も欲しい
・オムナスは1入ってるが必須ではない。勝ちまで持ってくならジェイスの方がデッキにはあってるし良くサイドアウト
・原野をまともに使う意味では被りがほぼ発生しない4Cであることはメリット。3Cはそれなりに同名土地が被る
・青コマはマナ基盤と乖離しているし凄く強いカードではないが、聖域を上手く使う+ミッドレンジデッキが本来できないことを無理矢理行うためにデッキには入ってなければいけない
等の所感を得たがMOで青黒ミルに当たりすぎて時間がかかった。最終的にモ神も4Cで出る。
結果は7-1からの1没。予選の負けは分けそうになった所で無理攻めの選択して足りずに負け。SEはまあまあでキープしたらジェイスブレスト込みで上土地7枚で負けたりして草。睡眠時間が少なかった割には試合中のコンディションは良かったと感じた。良かった原因は不明。
1没後テーヴェ氏と飯を食べながら価値の無い言語化をしていたが、 アリーナのスタンラダーの話になってから突然価値あるものに変わった。概ねヴェ氏がツイートした通りで、3月のライオン159話のエピソードによく似ている。


○リミテ神トライアル


フォイルのオムナス引いて2-3-1した



パイオニア王夏

デッキは5色白日二ヴ台風。メインサイド合計4枚のサメにより苦手なスピリットへの耐性・再生への緩急をつけた攻撃・もとから有利な黒単系へのさらなる相性の向上等が期待される。
結果は5-0-2からの1没。SEのジェスカイハサミ戦への択は微妙に間違えてるぽく、減量したウーロが3枚駆けつけてきてティルトになってた感有り。ウーロがいくら強いと言っても土地が安定して置けない場合もあるため4積みを避けていたが、減らしたにもかかわらず引きすぎると明確に足を引っ張るマッチングで3枚全部集まってしまったのに少し苛立った感じはあった。特定のケースに反応してしまわず、ここでも平静を保てるよう、普段の練習から意識することが大事か。「普段通りプレイできるように意識するのが大切!」とそれっぽいこと言うは良いが、では具体的にどうすれば普段通りプレイできるかの方法を示さないスカスカな反省をしてもしょうがない気はする。

晴れる屋モダン

デッキはMasudaさんに憧れてティムール再生。先週5-0、今週4-1とデッキが強いことがわかったが、無限入りの赤黒ゴブリンに先手2tにレンを出さずに構えるor3tに廃墟の地を置く(ただしその場合は青コマが4tに撃てない)をやらずに3tコンボを決められこういう噛み合いもあるんですねぇ~と勉強になった。
このデッキが一番馬力がありそうなため予選系レベルのモダントーナメントであればこのデッキで出そうだが、果敢とかには弱そうなためそこら辺との相性をマイルドにしたスゥルタイorバントの方が大会によっては良さそうと感じた。

ラストサン予選パイオニア

4-1からのIDできず負けて草。負けは宇都宮君の再生と緑信心に負け。トーナメント通して良いコンディションでできたと思われるが、回った再生と最強の緑信心にはメンタルがいくら良くても勝てないのである。hakoキングさんはおめでとうございます。

環境名人戦基本セット2021

スタンのデッキは先週のデイリーを抜けていたスゥルタイのリストを前日にいじって回さずに使用。2週くらい前のデイリーの際に使用したナーセット4のリストがあんまり好みじゃないと感じたのでデーモン型に。ナーセットよりハイリスクハイリターンだなあと感じたが、五分場~勝ち場を優位に固定していくカード自体が好きじゃなく、ナーセット自体のマークもきつそう、それなりにアグロを持ってくる人もいそうなフィールドだなあと思っていたため消去法的にデーモン型に。
ドラフトは最初宇都宮師匠に負けからの9人卓によるBYEから2-1、スタンはアブザン人間と緑単とナーセット型じゃないことが功を奏するあたり、IDで6位抜け。SEは最後の師匠ミラースゥルタイミラーを制せず三没。そいうや公式戦で宇都宮師匠に勝ったことなくね?思考盗聴されている恐れがあるため自然派アルミホイルが必要か。この日は睡眠時間は少なかったがメンタル的にはまあまあ良かったため良いコンディションでプレイできたと感じた。

ヒストリック予選ウィークエンド 1日目

デッキはちょこちょこ回してたスゥルタイ。ベースはryuzoさんのリストでゴブリンにはマッチを取れるようにとイメージしてサイドにケアヴェクを取った型。この時点でサクリファイスとの相性感があんまりわかってないまま出場。当たりがゴブリンにかなり寄っていたため7-2で抜け、サクリファイスに1/1敗しているのがモヤッと心に残りながら就寝。

ヒストリック予選ウィークエンド 2日目

ほぼ同じリストで抜けた、たかしさんと2日目のデッキついて相談していると同じくジャンドサクリファイスに負けており、前日のたかし直伝のプランでは「ガーガロスを否定の契約で守ってぶち抜く」といったものだったが、ちょっと検証するかということになってジャンド(CFB型)とスゥルタイでぶつかり稽古をすることに。適正プレイだとジャンドがかなり有利、サイドのガーガロスプランもガーガロス単品でシャットアウトできるという程ではなく各種対策で御膳立てをしつつ6/6が相討ちに取られづらい状態までもってく必要がある、となりスゥルタイに暗雲が立ち込める。CFB型は上下問題が発生しづらくスゥルタイが撃った思考囲いのライフロスがかなりシビアに影響してくる点、スウルタイの攻め筋ほぼ全てに初子さらいが機能する点等、アグロ要素だけでかなりキツイことが分かり、メインを大きく変更できない(変更してまでサクリファイスにガードを上げると全体の勝率がそもそも担保されない)、根本的に相性改善をサイドから取れなさそうという点も踏まえ、スゥルタイを選択する理由は…?となってしまう。ヒストリックのジャンドサクリファイスはこのフリー以外全くプレイしていなかったものの、ガチョウとパン屑がない型はそこまで煩雑な計算が不要と感じたため、直前にジャンドに変更して出場。
クリックミスでライフ1の相手にショック巨人を通常キャストした時は心臓が止まりそうになったが、占術で無理矢理竈を探して猫蘇生させて事なきを得たり、最終戦の想定外の青白コン相手に何に入れるかよくわからん再利用の賢者をぶっこんで勝ったりと全体的に運には恵まれていたと感じた。
5-0したあたりから「これはいけそう」感が出てしまってプレイがグズついた感じがあり、メンタル4点って感じだ。こういう時に預金残高を思い出したり3月のライオンを読んだりしてメンタルを保つ癖をつけなければならない。普段通りプレイするための精神状態として「この試合に負けてもマジックは続いていく」「他人が見るのは負けたという結果だけだが、自分が見るのは負けた過程」「最適プレイを心掛けたが負けてしまった。次はこうできたらいいという感覚を繋げて次に進んでいく」という所まで持って行くこと、去年の名古屋で掴んだ感覚を思い出せるようにしたい。
予選を抜けるという点で結果としては10点中10点にはなるが、過程の部分でメンタルの持ち様について反省する点があったと感じた。勝ち場に高揚せず、負け場を投げ出さない。簡単に言えるが、試合、トーナメント1つ1つ取ってもこの感覚を維持し続けるのは難しい。これからの課題だなと思った。あと実家は全然板じゃなかった。
前回の日記と同様メンタル面の動きを踏まえ反省してみた。

リミテ神挑戦者決定戦

特に練習もしてなかったので「シールドは運ゲー」の免罪符を心の中で握り参加。期待度が低いと良いメンタルでプレイできる好例である。
赤青タッチ漁る軟泥で組んだが、メインの正解はおそらく青緑タッチ赤で、メインはアグロを受け潰す構成の方が良かったと思われる。
SEは事故ったりショックユーだったりで2没、しかしSE2の3本目は相手のエンチャントでトランプルを持つことを失念してたので勝てるかどうかはともかくメインで動かない択は間違い、ここにきてテキスト失念とまあ残念な人間だ。

ラストサン予選・パイオニア

スタンダードはやらずになんとなく7月末くらいにMOでパイオニアニヴを組み、ボチボチとリーグを回し続けていた。半年前よりデッキがかなり強化されておりリーグの成績も好調。直近の大きい大会に向けてとかではないがボーっと回し続けていた。ラストサン予選は初回は秋葉原でキャンセル待ちで0回戦敗退となるものの、次の日の横浜は当たりも良く権利獲得。ただデッキが強い。
しかし次の日のトーナメントセンターでの3回目の予選は2-4-1とボロボロ。「ロータス戦のメインは発展発破指定で終わりっすね」というパイオニア東北王の言葉を信じて殺戮遊戯をぶっぱなすとフェイ型で何も抜けず赤面。そのサイド後長引いて分け、同型は2回落とし細々としたミスをし続ける。同じリストの28君は権利を無事ゲットしており、昨日抜けたことで気が抜けていたことは明白。流石メンタル作り4点って感じだ。
8/22土曜の成田の予選は2没したものの良いコンディションでプレイできたと感じた。でも成田からの帰り道は鬱なので一人で帰るには寂しすぎる。

日本選手権ウィークリー予選

土曜成田から21時半帰宅で全くやってないスタンダードを触り始める。スゥルタイしか勝ってないしスゥルタイでええやろ、ということでmoyashiさんのリストをコピーした後sbtさんのリストをコピーしてそれぞれ2戦。パイオニア二ヴより格段に回しやすく、前環境の知識ベースでもあまり問題にならなさそうだったのでリストを合成して翌日の予選に参加。借り手を取らなかったことは明確に失敗だったと感じたがメンタル的にもまあまあ良くプレイできて予選抜け。メインはミラーにもっと寄せてサイド入替え無しの形もありそうだなーと思ったが、いくらミラーといえどもメインとサイドの試合展開に差があるため、ミラーサイド0枚も難しそうだなとも思う。
他の人から見たら30間近のオッサンの心の機微は正直キモそう。


・プレイスキル 7~9/10(環境理解度による)
・デッキ選択 6/10
・メンタルづくり 4/10

3要素に分割して自己評価するとこんな感じか。

メンタル面からのプレイへの影響は顕著で、FNMの初戦とグランプリの12勝2敗ラインを同じ精神状態でプレイできる人などそういないと思ってはいる。しかし、自分の「基本的には楽しみたい」というmtgへの接し方から考えるとトーナメント用の勝つためのメンタルの在り方を模索するのはあまり上手くいかないと感じているため、「いかなる時も普段通りにプレイする」ことが基本目標だと最近は感じている。
成績のアベレージが高かった2016年のシーズンも、権利や入賞一歩手前が多く、最後の最後で懸かっているものを意識してしまってプレイ精度が落ちるといったパターンが多かったと感じた。
この話をそもそも考える契機になったのが、2019年11月開催のGP名古屋の1月前くらいから。3つ前の反省日記から取組み方自体の見直しをしていた時に、ミスが起きやすい時と起きにくい時の差について真面目に考え始め、主に睡眠による体調面の他に、取り組む姿勢としての精神面の部分が最近は覚束なかったのでは?という観点でトーナメントに出つつ自身の状態と成績の関係を観察していた。観察した結果、上に挙げた「成果が手に入りそうになるの意識してメンタル面が悪化してプレイ精度が落ちる」という脳の特徴の他に「褒められ慣れていないため褒められるとメンタルに悪影響を及ぼす」ことが判明した。
褒められ慣れていない、というのは自身が育った家庭環境が大きく影響していると感じる。29のオッサンが今更何を言ってるんだと思われるかもしれないが、思い返すと、親から叱られたりすることは多かったが褒められた機会はごくわずかで、そこそこできた学業の成績についても周囲からの評価と親からの評価の乖離が凄く、浪人等はせずども国公立に進学できなかったことは親を激しく落胆させた。就職試験の際にこちらがナーバスになっている時期に「お前は今まで何もやってこなかったから今大変なんだ」という言葉を日常会話感覚で多様する状態で、その環境下でも自分の力が発揮できるようにメンタル構造が出来上がってしまったと今では感じている。不当なディスりにも即防御反応を示すようになっている反面、自身について真っ当に褒められると本気で言ってるのか疑ったり何と返せばいいかわからなくなり「己惚れてもいいのか」と思ったりで様々な感情がメンタルの調子を崩し、精神状態が不安定になりやすいのだ。友人に指摘されて強く印象に残ったのが「mkhr氏は話していて自己肯定感を感じない」という言葉で、自己肯定感がほぼ無い状態で過ごしているため、他人に肯定されると心がバグるのだ。
mtgをやってること自体を親はそもそもよく思っておらず、お金にもならないことを何年も続けている理由が全く理解できないといったスタンスで、生産性のない趣味はやめるべきだとやんわり言われ続けていた。エイトに入ったGP名古屋2019当時もそのスタンスは変わらなかったが、持ち前のメンタルを活かしながらトーナメントに出続け、GP前週のアリーナMCQでは権利獲得はせずとも2日目4-2のあと一歩でフィニッシュ。さらにこのタイミングで普段自分の構築に意見を言わない身内から「バントは理が無さすぎ」となじられ、ここでも自衛メンタルが上手く発揮され、本番大会では結果的に理想的なメンタルで取り組むことができたのだ。1敗ラインで相手の場に生物なしでガラスの棺をプレイする冴えもコンディションが良かったからできたのだろう。
実家から離れた今、メンタルへの着火剤は失われ、今後はトーナメントの時に良い精神状態で臨めるように自身でコントロールしていくのが課題になっている。理想はどんなシーンでもFNMの一回戦と本質的には同じであり、勝っても負けてもmtgは今後もできることを意識し、勝敗によって生まれる結果については目を向けない。基本的に得られるお金は預金残高と比べて微々たるものだと意識するのが大事。


○日記とかに挟めなかった話


今回のGP名古屋に関してはチームマスとんにはいろんなやつがいて面白かった。勝てなくて情報商材に手を出し「やっぱりダメだわ」と絶望するやつ。僕が9-0した際このまま勝ち続けて自身が入りたいと思っているBIGsとの橋渡しを期待するやつ。PTに向かう飛行機の中で2時間毎に「mkhr…トップ8入れて良かったなぁ(ニチャア)」と思うやつ。やはりマスとんは個性豊か。


○実ったな


GP名古屋R15をなんとか勝ち13-2のスコアでフィニッシュ。試合終了後の独特の余韻に浸りつつ虚無顔をしていると「勝ったの?これどっちの顔どっちの顔??」「この虚無顔は…師匠勝ったやつだね!」始まる虚無顔クイズ。仲間達に祝われながらも、向かったのはレガシー巧者keiponのところ。keiponは既に帰る準備をしており、トップ8に残ったことを伝えると、喜びよりも悔しさが勝っている様子だった。流石にこの場で嫉妬してることをストレートに言うことはなく、祝福の言葉を貰う。

「おめでとう。実ったな」

収穫されました。



○デッキ解体RTA

GP名古屋から帰って来た翌日、パイオニア初体験ということで4cサヒーリを作成。
スタンダード期に使っていたものにガチョウオーコテフェリーを突っ込んだ感じのやつ。
晴れる屋パイオニア杯に出るとデッキが強く5-0。たまに3kill4killしつつオーコとテフェリーをベチャベチャ出してるとそのまま相手が窒息して勝ったりする。ニッサの誓いやらウルヴェンワルド横断とかの1マナで選択肢が多いカードが結構好きなので、使い続けてもいいなと思っていた。

告知日:2019年11月4日

《守護フェリダー》禁止

《豊穣の力線》禁止

《ニッサの誓い》禁止

20時間で解体したのは流石に初めてだよ。



○席次+石像

たかし「ガ○ジ+バグ蔵」


GP名古屋

使用はバントフード。

6 《森》
1 《平地》
1 《島》
4 《寺院の庭》
4 《繁殖池》
2 《神秘の神殿》
3 《神聖なる泉》
3 《寓話の小道》
-土地(24)-

4 《金のガチョウ》
4 《楽園のドルイド》
4 《意地悪な狼》
2 《探索する獣》
4 《ハイドロイド混成体》
-クリーチャー(18)-
4 《むかしむかし》
3 《霊気の疾風》
4 《王冠泥棒、オーコ》
3 《時を解す者、テフェリー》
4 《世界を揺るがす者、ニッサ》
-呪文(18)-
2 《拘留代理人》
1 《探索する獣》
1 《狼の友、トルシミール》
3 《夏の帳》
3 《ガラスの棺》
2 《軽蔑的な一撃》
1 《時を解す者、テフェリー》
2 《伝承の収集者、タミヨウ》
-サイドボード(15)


bye明け
BGアドベンチャー○×○
エスパースタックス×○○
UWコントロール×○○
バントフード○×○
ティムール再生○×○
BGアドベンチャー×○○
RBアリストクラッツ○-

スゥルタイフード×○○
UWコントロール××(1位抜けの方)
BGアドベンチャー○○
スゥルタイフード○-(Nageさん)
スゥルタイフード××(宇都宮さん)
シミックフード○×○

シミックフード○××

13-2 3位抜け
1没からの最終6位


フード同型後手番用にクロールの銛撃ちを2枚サイドに取るべきだった(タミヨウ,テフェリー、勾留代理人が入れ換え候補)。
マリガン率や土地2枚ストップの頻度を考えると引きは悪めだと感じたが、初日の当たり運はかなり良かった。

SE1の3本目、先手テフェリー設置からのオーコで帳と疾風構え続けるも他なんもなくて死亡。でもジジイこのタイミングで良かった。

・採用カードについて


ガラスの棺

BGアドベンチャー、サクリファイス系に。
スゥルタイの軍団の最後と役割が似ているが、コスト3まで見れるので野獣や悪魔までいける。帳されない。

勾留代理人

除去しつつ1/3がブロッカーとして強い相手なら。明確に強い相手はセレズニアアドベンチャーのみで、フード系がここまで意識されてると抜いてしまっていいレベルだった。

テフェリー

サイドに追加分1枚。相手のガチョウ戻すのが弱いパターンも多いので注意。フード同型は先出しした時に-3の起動タイミングが難しい。ティムール再生に強い。

占術ランド2枚

アリーナMCQの時も2枚で出たが、タップインのデメリットがきつい環境でも有り小道も入ってるので合わせて多めに引くとかなりきついパターンが発生する。単に森と差し替えるとマナクリ経由無しのテフェリーが出づらくなったりするのもある。0でもいいかもしれない。

霊気の疾風

メイン勾留代理人2ビビアン1の枠を疾風に差し替えて採用。代理人が掌握狼に弱いのは言わずもがな、ビビアンも互いに3/3を錬成する展開の中で差をつけるための採用のため、ピン除去で磨り潰しあう環境だと微妙なためメインから解雇。ビビアン使うならカウンターの載せ先が供給しやすいアドベンチャーが板。
害悪な掌握は先出し能力を使われつつも元を断てて後半の捲りに託していく動きがてきるカードで、疾風はスタック上で使うとそのターンの能力すら発揮させず勝ち場を固定しやすい。
バントフードはシミックフードにテフェリーを足せるメリットはあるものの、白を足してもスゥルタイの様に戦争の残害、リリアナなどの重くて同型に効くカードを追加で取れないため、シミックのように疾風を採用して攻勢をねじ込むイメージを補強するための採用。他のデッキでは除去対応で自分トップに返すパターンもあり。ティムール再生に腐らない。 
                                                           


・デッキ選択経緯


アリーナMCQの所感を踏まえ、どれくらいフードを狩りにくるデッキが増えるのかを考え、バントフードの方が雑多なデッキに強いと判断。スゥルタイとぶつかると採用パーツ的にはやや厳しそうだが、メインのテフェリーと疾風のやりづらさ+自身の対戦成績を踏まえ、バントで行くことを決める。
バントを選んだことに対して、このスゥルタイ環境でバントを持ち込むことの理の無さでチームメイトにかなりなじられ、テンションがかなり下がるものの、メタってきた相手にスゥルタイを握って勝てる自信があまりなかったので、デッキは変えずに出た。デッキ選択の段階であそこまで非難された経験が無かったので、やりこんでる人は違うなぁと思った。

しかし、そのチームメイトよりも成績が上なので、今回のやり取りで学ぶことが「人の意見を聞かず、自分で判断する」になってしまい、じゃあチームでやる意味とは一体…?という疑問が出かねない結果になった。
MTGは結構自身の経験からくるデッキ選好が出ると思っていて、トップメタ同型が多発する環境下でも人それぞれ、状況によって、導き出す結論が違う。「トップメタミラーに強くする」「ミラーを避けてメタったデッキを持ち込む」「対メタデッキに比重を置く」等。今回のミラーはオーコとニッサというPWの強力さ故に歪み、メインから色対策が積まれ、その対策に夏の帳がメインから積まれ出したりという状況で、メインのテフェリーがそれらのカードを使いづらくさせたのも自分が勝てた一因だと感じている。チームメイトには帳が撃ちづらくなる等のバントの利点を語ることはなかった(説明する前にあらかた詰られて説明する気が失せた)が、説明しても結果を出してなければ一蹴されてた可能性が高いとも思う。強めに言われたことで言われた側の本番のパフォーマンスが良くなることにはならないと思うが、情報は渡してくれる分マシという見方もある。そこらへんは難しい。

・筋トレ

前回の微妙モダンシーズンの反省から、少しでも寝付きをよくしようと思い導入。すぐ結果が出たのでやはり筋肉が板なのか。

・葛根湯

休日出勤からのアリーナMCQ徹夜翌日出勤とかしたら普通に風邪をひく。本戦中もゴホゴホやっていたが、薬剤師のおすぎ君(♂)のアドバイス通り葛根湯を飲み続けてなんとか乗り切る。デッキは自分で作ったので今回の一番の立役者はおすぎ君かもしれない。ちなみに同室の高橋名人(GP横浜2019finalist)にしっかり風邪がうつった。


・GPtop8とこれから

とりあえず2月のPTに向けて練習しつつ、チームメイトのサポートをしていこうと思う。



前回の名古屋の時より書きたいor書きやすいネタがあんまりなかったので内容薄くて申し訳ない。マスとんは僕に良い日記を書かせたかったら活きのいいバグ蔵持ってくるように。
モダンMCQ期間  
8/4  GP千葉併催 3-2
8/11  柏バトロコ 6-2
8/18  横浜マリネリア 4-4
9/1 晴れる屋 1-2 drop
9/14 名古屋 4-3 drop (ここまでジャンド使用)
9/22 伊勢崎 4-3-1 (5c二ヴ使用)

top8にかすりそうだったタイミングもないので、一言でまとめるとイマイチだったと言える。そもそもこの成績が普段の成績と比べると調子が悪いというほどでは無い気はする。

ジャンドについて、レンと6番、サイクリングランド、ドローランドが入ったことによりデッキパワーは向上、サイドボードにも疫病マン、アウフが加入。特にレンと6番に関しては部族・フェア系に対して絶大な威力を発揮し、青白x系のコントールに対する相性もかなり改善(青白側が否定の力・3マナPWを採用するようになったのも追い風だった)。デッキは強くなったと思いつつPW好きなのでウキウキで使用していた。

環境はホガーク全盛。メインは当然の如く落としつつサイド後の力戦とレン6でコントロールしていく感じでマッチ勝率はボチボチ。横浜の時は老練の紅蓮術師を横浜で1回だけ試してみたものの、ハンデスの枚数を6枚と微調整している点や1枚1枚のスペルのパワーが根本的に高いことからスペルを捨てる動きがかなりやりづらいと感じた。

禁止改定後は、環境の変化を学ぶためMO等でいろいろデッキを作ってみたもののしっくりくるデッキはなく、晴れる屋MCQはサイドから墓地対策を薄くしたほぼ同じリスト、名古屋はメインから闇の腹心を2枚入れた形のリストでそれぞれ参加。闇の腹心については、禁止改定の影響によるトロンとバーン、ヴァラクート等の増加を受けレンと6番というカードが上位メタに対し微妙であり、除去の影響は受けやすいものの2ターン目に脅威となるパーマネントを増やすために採用した。この部分についてはそこまで悪い調整と思っているわけではないが、闇の腹心ができることは所詮1枚2枚程度引き増しができる程度の2/1でしかなく、2ターン目にトロン等土地コンボ系に対して出してもメインは対策カードが入っているわけではなく賞味期限が短いハンデスを連打できることが保証されてるわけではなく、メインボードの勝率が劇的に改善するほどではないと感じており、除去にあたりやすい点も踏まえフェア系のカードに対して単純にパワーが足りていないなと感じた。カウンター無しのハンデスデッキがドローで手を増やしても、ゲーム後半以降の相手のトップデッキに対応できるわけではなく、ライフロスのリスクも少なからずあるため、ドロー運に左右されやすくなり安定感が下がる。闇の腹心を入れて苦手相性を改善しにいくよりは、別のデッキを考慮するのが自然な発想だと思われる。

同じハンデス系統のデッキであるグリクシスシャドウはトロン系に立ち位置が良いと聞いたので試してみたが、モダンホライゾン以降何かしら強化パーツを得ているフェア系にマッチ単位でほぼ勝てないレベルになっていると感じた。青白系に至ってはメインにキツイパーツしか入ってない始末。サイド後フェア系には相手のマリガン期待も込めて後手を取る状態に。上位メタ考慮とはいえ雑然としたモダンに持ってくにはデッキに対する慣れも踏まえ不安要素が多く不採用に。 後手とりますってモダンで言うの恥ずかしいし。

昨年にも使っていたドルイドは、トロン系に強かったためどの程度いけるかをPW型・カンパニー型両方検証してみたところ、有利だった墓地利用系が環境から姿を消し、一部を除けば環境が全体的にフェア寄りとなっているためメインからそれなりにコンボに干渉する手段を有しており、ドルイドだと認識されたサイド後はコンボはまず決まらない点がきつかった。灯争大戦・モダンホライゾンを踏まえフェアは何かしら強化されているためドルイド側が多少アドバンテージソースを入れたとしても安定して勝てるわけではなく。赤系は基本的に辛い。アショクは発狂。

名古屋のMCQ時はいろいろ回したけどしっくりこないためジャンドを選択する形で参加し、普通にドロップ。 1ターン目ハンデス除去で対応し2ターン目にタルモゴイフかレン6という動きをすることが目標のデッキではあるが、コンボ系には思考囲いタルモ、クリーチャー系には稲妻レン6という相手によって最高の回り方が変わり、相手のデッキタイプがわからないメインボードではかなりパチンコ感が高い状態になっている割にはゲームを決める必殺技が無いため最高の回りをしても勝てることが保証されていない。レン6とタルモゴイフという方向性の違う1種類ずつしかない2マナ域のカードに戦略を依存しているため多様になった現在のモダンに安定した動きができず、メインを落としやすい。サイドボード後は相手のデッキタイプを認識した状態で対策カードを積めるため勝率がかなり上がるが、メインの勝率が低いということは高確率で後手番のゲームをもう一度やらなければいけないということで、上位メタのバーン・トロンにはその点が厳しい。対策を積んでマリガンしても先手3ターンカーンはやられるし嵐の乗り切りを構える前に生物を2体展開されるときついのである。

ハンデスデッキの裏目の引きやすさが気になることと、上位メタへの耐性を考慮し伊勢崎のMCQでは5色ニヴを使用。ミッドレンジ特有のメインボードのふんわり具合は相変わらずだが、ライフゲイン手段の多さでバーンに強くトロンにもまあまあ。moでの感触が良かったので持ち込んだが、普通に会場を間違えて1回戦目不戦敗からのスタートで笑みが溢れてしまう。

ニヴに辿り着かず他に2マッチを落としたり引き分けたりだったがプレイしててジャンドよりは感触自体は良かった。目新しいデッキであり、このタイミングより早めに気づくのは無理そうだったかなと。パルンズの柱売ってないし。

モダンのデッキ選択の際もミッドレンジ系を扱いたがる嗜好が強く表れていて、自然とデッキを選ぶ視点が狭まっているなぁと思いつつ、モダンというデッキタイプが膨大な環境のなかでフラットな視点を保ちながら最適であろうデッキを選択する難しさを感じた。レン6好きすぎる。


8/10 神スタンダード 2-2 (スケープシフト使用)
8/31 環境名人戦 4-2(ここからケシス使用)
9/7 日本選手権 2-2(初日ドロップ)
9/16 柏finals予選6-0



ついでにスタンダードも反省。

当初はスケシを使用していたがケシスがとても強いので鞍替え。
こういうコンボ系自体が好きなわけではないが流石にデッキパワーが別格。気づいたら相手ライブラリー0になっててこっちがびっくりする。

日本選手権に向けて調整していたわけだけど、モダンと並行してやっててサイドの練りこみが若干甘く、大会に出て調整しなかった分のツケをしっかり払ったなと感じた。土地25枚モックス4枚だから勿論マナフラッドするし。相談しただけプレイして調整した気になるのはホントよくなかった。最後の柏finals予選はまあまあ綺麗な構築になってたので勝てたのかなと。

練習を時間かけてやった割に結果は微妙、練習に時間をかけすぎると本番の土日の際にマジック食べ過ぎ感で緊張感と集中力が落ちてる感じ、数年前も経験した気がしたためバランスを意識しなきゃいけない。仕事とアリーナの関係で日に日に睡眠時間が減ってて、その影響か1回の大会でわかる範囲で5回ミスしてたりもあったのでしっかりと調整しなきゃいかんと思った。


1月
・名人のPPTQ優勝デッキが「弱そう…」と店の人になじられる
2月
・名人の付き人になる
・ぼく名人keiponでチーム戦出たら2-0-4という驚異的なスコアを出す
3月
・GP京都でサイドボード中に「集中だ…集中集中!」と顔を叩く人が現れる
・チームメイトに「あと残り時間1分ですよ!」とクソの役にも立たないアドバイスをする
4月
・どみなんとが友達面をし始める
5月
・ファーブル昆虫記「菌類感染おすぎ」
・PPTQ決勝でパンダに「(RPTQの)権利持ってたりしないんですかぁ…」と言われ権利を持っているとPPTQに出れないことを説明する
・神スタンで1勝足りずにPWP3989でシーズンが終わる
6月
・「引きだけのオカマ野郎」が流行する
・RPTQ最中に名人がバリスタを出しながら「バリバリ~」と鳴き声を出す
7月
・どみなんとのドラフト会でサッカーボールを拾う
・「悔しいんすか?」がみじゅとの間で流行る
8月
・通話の約束をしたものの時間通りに現れない名人とmoリーグで遭遇する
9月
・「ガリガリなのに相撲部屋!」にツボる
・リミテ神で2tの占術で上に置いた土地について「あれ下に送ってたら最後苦悩火で勝ってましたよ」と銀ガツオに言われ「俺だったら上ですけどね」と続けられる
10月
・ぐるみさんがふくちゃんに音ゲーを禁止される
・ファーブル昆虫記「デッキロスkeipon」
・どみなんとが友人の秘密を売って俺に取り入ろうとする
11月
・ミスターが2日で6没する
・どみなんとがサイドボードのルールを覚える
12月
・「うーちゃんはポリコレ的にアウト」と怒られる
・たかしとの師匠と池沼を賭けた勝負に勝ち、デコを叩かれるようになる
・しかしGP本戦で直接当たり負ける
・実力が近い(5戦1勝4敗)


ざっと思い付くのでこんな感じ
知りたいことがあればどうぞ
濃い一年でした
http://mtgrgsteroid.diarynote.jp/201810170904452722/


丁寧なまとめ記事には「裏」がある。

元名人とkeiponと自分のチームで挑戦したGP名古屋。上の記事を読むと、PTまで惜しくもあと一勝、といった結果ではあるものの、構築の方針・直前の大会及び本戦の成績を見るとこのチームは順風満帆だったんだろうな、という感想を抱いた方も多いだろう。

しかし、GP本戦自体は困難の連続であり、危うく大会に参加できなくなるようなトラブルが2回も起こっており、今回はそのことについてまとめておきたい。


○R1ビデオマッチ終了後

「the sun」チームとの試合に辛勝した後、喫煙者のkeiponとは別れて元名人と会場内を歩きながら感想戦をしていた。インフォメーションセンター付近に差し掛かった時、たばこを吸ってたはずのkeiponが「やばいやばいやばい…」と言いながら近づいてきた。片手に先ほどの試合で使っていたデッキの束を持ちながら、自身の鞄の中を必死に漁っている。

「デッキケースとサイドボード無くした」

何を言ってるのかわからなかった。
デッキケースごと無くしたらしい。自分と名人に会う前にkeiponはランドステーションに行き、基本土地の絵柄が揃っていなかったのが気になり、メインデッキ内の土地カードを入れ替えていた。知り合いと談笑しながら土地を取り替えていたらしいが、気付くと戻す先のデッキケースがなかったとのこと。

説明されて状況は理解したものの、あまり府に落ちない無くし方をしているのではないか。落とし物として届いている可能性も考え、取り敢えずインフォメーションセンターに行くことにしたが、メインデッキだけ握りしめるkeiponの姿は新しいデッキができた嬉しさのままカードショップに来た小学生の様だとぼんやりと考えていた。

インフォメーションセンターに着いて落とし物について聞くと、ケース・サイドデッキともに届いていることが判明。幸い中身は何も抜かれておらず休憩時間内に無事に回収することができ、ゲームロス等になることもなかった。落ちていたとされる場所はランドステーションの机の上で、keiponが目を離した際に親切な方が落とし物だと思い届けてくれたのだろう。
チームメイトに迷惑をかけたことに反省し、普段はこんなことはない、今後は気をつけるよと弁明と決意を述べ、その後は大きいトラブル無く7-1の成績で抜けることができ、初日を終えた。

○R11終了後

R9、R10で連敗してしまい、迎えたR11。トップ4の目は無いものの、ここから勝ち続ければ賞金圏内というライン。名人と自分はデッキがしっかり回りマッチに勝利。チーム勝敗は決まったがA卓のkeiponはまだ試合途中で、相手の方から「最後までやりますか…?」と聞かれていた。keiponは止めましょうと断ったので、たばこをすぐに吸いに行くのかなと自分は思ったが、すぐにデッキを元に戻し、その場で一人回しを開始した。一人回しするくらいなら試合続けた方が次につながるだろうし、相手とのフリープレイを断って目の前で一人回しを始めるのも中々だな、と思いつつ自分はトイレ休憩のためその場を離れた。後から聞くと、keiponは2日目はレアがたっぷり入ったゴルガリタッチ白を使用していたが個人成績は0-2と振るわず、多少気落ちしてる中でも勝つための方法を少しでも模索したいという気持ちが強かったようだ。

飲み物を買ってトイレに行き、プレイエリアに戻ろうとする通路のところで、声をかけてきた人がいた。どうやら先ほどのラウンドの相手チームの方で、慌てた様子で自分にこう伝えた。

「ゴルガリ使ってた方、デッキ置いてってましたよ」

何を言ってるのかわからなかった。
こちら全員が席を立った後に机の上にデッキだけが残っていたため、ジャッジステーションに届けておいた、とその方は付け加えた。

「Yoshida-Takahashi-Horiuchiチーム、至急ジャッジステーションまでお越し下さい」

直後に響き渡る場内アナウンス。対戦相手の方にお礼を言うと、僕は全力疾走でジャッジステーションに向かっていた。
アナウンスが終った直後に息を切らしながら現れた自分に驚きつつ、ジャッジの人は直ぐにデッキをすぐに渡してくれた。初日にインフォメーションセンターでやり取りをした際はデッキ内に何が入っていたかを聞かれたが、今回は落とし主があまりにも明確で、自分の顔を見ただけでkeiponのデッキを渡してくれた。

喫煙ルームの方に向かうと、ヤニカスのkeiponがこちらに向かってきており、こう言った。

「ホリウチさん、さっき俺ら呼び出されてたみたいだけど、なんかあったのかな?」

何かトラブルが起きているようには思えない、少なくともkeiponの目からはそう見えたのだ。後日聞くと、結果用紙を記入したのは元名人で、その時に何かやらかしたから呼び出されたのでは?とその時は思っていたらしい。

何も言わず自分が預かったデッキをkeiponの目の前に突き出すと、彼は慌てて自身の鞄内をまさぐり始めた。あるはずのものが無いことがわかると、keiponは自身に非があったことを認めたのだった。

人間誰しも過ちを犯すことは当然あるだろう。自分もストレージをテーブルに置いて落とし物として届けられていた経験もある。初戦の強敵とのビデオマッチに勝利して安堵し、その後の友人との談笑も盛り上がっていたのだろう。初日の時点ではkeiponはかなり反省してる様子だったし、次はもうやらない(まあこんなこと決意するほどでも無いが)と宣言していた。だが、2日目に同じことが、いやそれ以上のことが起こってしまった。R10終了後、一人回しをひとしきり終え、対戦相手にありがとうございました、と言い席を立って喫煙ルームに向かったkeipon。その連続した行動の中で、何故デッキをしまう、という行為が抜けていたのだろうか。勝てなくてデッキを捨てたくなったのだろうか。初日の反省はなんだったのだろうか。本人の日記で、GPで一番印象に残ったのは、カルカノに対して虚報活動からフェロックスを出したことの様に書いているのはなんなのだろうか。自分にとって今回のGPで一番印象に残ったことは間違いなく11勝3敗の好成績ではなく11勝3敗2デッキロスのことで、そんなことはなかったかのように日記が書かれているのはなんなのだろうか。keiponの作り出した全てが面白く、これからもバグ蔵集めをしていこうと強く思った。

来年以降もチーム戦があれば、是非keiponと組みたいと思った。その時は、ラウンドが終わったらkeiponのデッキを毎回預かろうと思う。



○タイトルと最近の成績について

自分はオカマではないです(引きだけのオカマ野郎という言葉自体は知人であるめん君に言われていた言葉だが、僕自身はLGBTではないしそういった人達の立場や考え方にも疎いがそう呼ばれていたので一応書いておきます)が、とりあえずモダンは引退します。

GP京都(6-2初日落ち)からほぼリストが変わらないジャンドを使用していましたが、リスト・サイドプランの概要を備忘録として残したいと思います。


6/3晴れるやモダン杯 6-0

エルフ×○○
親和○○
同盟者○×○
エルドラージトロン○○
アミュレットタイタン○○
リビングエンド○○

6/9 晴れるやモダン杯6-0

黒単感染○○
緑単トロン○○
ヴァラクート×○○
グリクシスシャドウ○○
青単トロン○○
緑白オーラ○×○

6/16 晴れるやモダン杯5-1

青赤ブリーチ○○
青白コントロール○×○
ジェスカイコントロール○○
ナヤ異界の進化○×○
スゥルタイミッドレンジ?○×○
人間○××

直近の成績はこんな感じで、人間戦は微妙にミスってたかなーというのもあり、モダンはやっぱり難しい。


○デッキリストについて



Creatures:15
3 Scavenging Ooze
4 Tarmogoyf
2 Tireless Tracker
4 Bloodbraid Elf
1 Kalitas, Traitor of Ghet
1 Tasigur, the Golden Fang

Spells:20
2 Fatal Push
2 Inquisition of Kozilek
4 Lightning Bolt
3 Thoughtseize
1 Abrupt Decay
1 Terminate
2 Kolaghan’s Command
4 Liliana of the Veil
1 Maelstrom Pulse

Lands:25
4 Blackcleave Cliffs
1 Blood Crypt
4 Bloodstained Mire
1 Forest
1 Hissing Quagmire
2 Overgrown Tomb
3 Raging Ravine
1 Stomping Ground
2 Swamp
4 Verdant Catacombs
2 Wooded Foothills

Sideboard:15
2 Grim Lavamancer
4 Fulminator Mage
1 Tireless Tracker
2 Nihil Spellbomb
2 Ancient Grudge
2 Collective Brutality
1 Kolaghan’s Command
1 Maelstrom Pulse

他リストの差異で特徴的なところといったら闇の腹心が0である部分か。

自分は闇の腹心が使うのが人より下手という自覚があり、場に腹心を維持している際、相手の盤面とライフの管理がトップの巡りも考えるとかなり運用が難しいと感じています。今のモダン環境は2/2/1という生物はテンポが悪く場を支えるスタッツを持ち合わせていません。血編み髪のエルフを投入することにより従来のジャンドよりもマナ域が上がっており4点のライフロスを常に考慮する必要があります。また、ギリギリの場で血編みからすぐに盤面への影響力がないカードを捲る可能性も上がっており、血編み髪との親和性は薄いと言っていいと思います。
青白コントロール(ジェスカイコントロールを除く)には2/2/1という貧弱なサイズが足を引っ張ることも少なく、ライフを詰めてくるデッキではないのでライフロスも気にならない点で明確に強いカードですが、コンボ・土地コンボ系に対してはタルモと比べこちらのキルターンを早めるほどのクロックにはならず、そういったデッキに対してはメインボードは対策カードが入っておらず有効牌が集まりにくい。また、仮にハンデス等を固め引かせてくれたとしても、トロン系・ヴァラクート・赤青ストーム等最近のコンボデッキはトップの1枚から動いてくるデッキも多く、ハンデスを連打していればまず勝てるという印象は少ないです。また、そういったデッキのサイド後は小粒除去で触られる可能性が上がり信頼度も下がります。
また、消耗戦を仕掛けてくる相手には後半トップデックしたり続唱でめくる動きがどうにも弱かったため、いっそ全抜きして強いカードを入れようと思いこういった形になりました。代わりに入っている追跡者2タシグル1カリタス1の形はわりと気に入っており、特にアドバンテージ能力に着目するなら追跡者はやはり強い、と感じます。ボブと違ってライフを失わず、場に出た時点でアドバンテージを稼げるようにプレイすることも可能、フィニッシャーサイズになることも可能。続唱でめくれても嬉しい(気持ちになれる)
ただ、以前ジャンド同型で当たった方には「ボブが入ってないのはあり得ない」と全否定されたこともあり、また世間のリストはボブ入りが主流のため、自分がそこそこ勝っていたのはやはり「引きが強かった」だけだったのかなーという気持ちは残っています。それでも、もし自分が今後ジャンドを使うのであれば環境がより低速化しない限りはボブを入れない構築のままになると思っています。

○サイドプラン

微妙な調整が要求される相手だけ備忘録として。

・ジェスカイコントロール

-4ヴェールのリリアナ
-2致命的な一押し
-2稲妻
-1突然の衰微
-1終止
+4大爆発の魔導師
+1不屈の追跡者
+2虚無の呪文爆弾
+2集団的蛮行
+1大渦の脈動

弱いカードをサイドアウトすることに伴い+1能力が弱くなる、また火力ガン積み+瞬唱の魔導師を有している以上ロックが決まることはまず無いのでヴェールのリリアナはサイドアウト。続唱スカる+大爆発をフル投入する関係上天界の列柱でどつかれるプランまでほぼ行かないので一押しもサイドアウト。
稲妻も除去るカードがないため弱いがPW設置をされた際、落としやすくするために2枚だけ残す。衰微終止は対象が少ないため。
ジェスカイコントロールのマナベースだと大爆発は思ったより効く。1枚割ると青命令がかなり撃ちづらくなったりするので3t目の安定行動になる。虚無ボムはアズカンタの探索、論理の結び目、瞬唱の魔導師牽制でイン。

・青白コントロール

-2ヴェールのリリアナ
-2致命的な一押し
-2稲妻
-1終止
-1ゲトの裏切り者、カリタス
+4大爆発の魔導師
+1不屈の追跡者
+2集団的蛮行
+1大渦の脈動

腹心0のため総じてジェスカイより相性が悪く劇的に効くカードが少ない相手。
稲妻が飛んでこないため、ハンドが強い場合ヴェールのリリアナは設置するだけ設置して放置するのも。拘留の宝球・青めいた命令・天界の粛正・ドミナリアの英雄・テフェリー等があるので基本的には奥義までいかないので、奥義全振りのプレイは控える。一番強いのは前兆の壁をエディクトしてこちらのハンドが空になったらプラスすること。虚無ボムは墓地依存度がジェスカイ系に比べて低く安らかな眠りをインされるくらいなのでインせず。蛮行も思ったよりスカる。追跡者を引けることを祈る。

・エルドラージトロン

-2コジレックの審問
-3稲妻
+1不屈の追跡者
+2古の遺恨
+1コラガンの命令
+1大渦の脈動

盤面への影響力が薄い順にアウト。大爆発の魔導師は1t使って1枚潰したところで作り変えるもの・難題の予言者・現実をくだくものあたりはプレイされてしまうのでインせず。身の部分だけ潰してスカスカを狙おう(弱者の兵法)。腹心が入ってない分歩行バリスタにパチュられづらいため一般的なレシピよりは戦いやすいか。

○リビングエンド

-4稲妻
-2致命的な一押し
-1コラガンの命令
+2虚無の呪文爆弾
+4大爆発の魔導師
+1大渦の脈動

リビングエンド側としては生物を手札からプレイしていくプランが存在するため、漁る軟泥・虚無の呪文爆弾があれば勝ち、みたいな状況はほぼ出来上がらない。対象がほぼいない稲妻・致命的な一押しはアウト。ヴェリアナは大型生物を処理するためアウトせず。互いの初手からは想像できないような盤面になりやすく、雰囲気でプレイしてることが多い。


○今後

PPTQシーズンまでは少なくともおやすみ。それまでは旧枠モダン・ブロールやります。

それはPPTQの準々決勝で起こった。

友人のおすぎはエスパーミッドレンジを使用し、対戦相手は緑単ガルタt黒。Game1は長期戦の末おすぎが勝利し、サイドボードを挟んだGame2。おすぎの場には黎明をもたらすものライラ、対戦相手の場には生命の力、ニッサ(忠誠度1)。

相手は翡翠光のレインジャーを唱え、1回目の探検効果で公開されたのは大災厄。ライラしかコントロールしてないおすぎにとっては反撃の糸口にされ得るカードで、相手は勿論トップに置くことを選択。このままおすぎがクリーチャーをプレイしない場合、戦場を制圧しているライラが追放されるだろう。ニッサの+1能力で土地をクリーチャー化して攻撃すると、相手はターンを返した。

おすぎはライラでニッサを攻撃して墓地に送るが、生物呪文を唱えることができず、相手にターンを渡す。通常だとこのままフイニッシャーを失なってしまう…となるところだが、おすぎは平静を保ってプレイできていた。なぜならおすぎの手札には菌類感染が存在していたからだ。


Fungal Infection / 菌類感染 (黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。

本来緑単に対しては大型生物の根本的な対策にはならないものの、ラノワールのエルフ、マーフォークの枝渡り、翡翠光のレインジャーまで触れることが可能であり、緑単にしてはやや大振りなウルザの後継、カーン等をサイドアウトし相手の動きに合わせていくプランのために2枚程度サイドインすることにしている。本来は赤単系の初動を効率よく捌くためのものであり、「1マナでバリスタX=2と同効率」「インスタントの二股の稲妻。実質モダン級」と言いながらボーマットを潰しつつ苗木を生やしケンラとの相討ちを取ることができる。

大災厄をプレイされる前に歩行バリスタ等をプレイされる可能性もあるが、公開した大災厄を含めて相手の手札は2枚。Game2の時点でサイドボードの菌類感染を相手に見せてはおらず、また、相手の土地は6枚しかないため仮に持っていてもX=1程度で置いて大災厄をプレイする可能性は低い。相手は大災厄を追放モードで唱え、対応してインスタントタイミングで出てくる苗木。序盤のやり取りに菌類感染を使用しなかったことが逆に功を奏し、苗木をライラの身代わりにすることでそのままダメージレースを制するだろう…自分はそう思っていた。

大災厄を引いたターン、相手は大災厄を唱える前にまずは、と翡翠光のレインジャーで攻撃を宣言した。

その時、おすぎはおもむろに黒1マナを寝かした。

「ライラを対象に菌類感染を唱えます」

なぜ、ライラに菌類感染を?何をやっているんだこいつは。自分は瞬間的にそう思ってしまった。しかし数秒後、その認識は誤っていることを悟った。相手のハンドは一枚だが、それが顕在的防御である可能性を考慮したプレイだったのだ。

おすぎがライラをフルタップでプレイした返しでニッサでクリーチャー化した土地が攻撃しに来なかったりと、今までの数ターンの攻防を見る限り、顕在的防御を持っている可能性はほとんどなかった。しかし万が一持っている場合も考え、レインジャーにはプレイしなかったのだ。俺はその光景に唸った。おすぎとは長年の友人ではあるがMTGを始めたのは自分の方が先で、デッキ構築にしろプレイングにしろ、ずっと自分が教える側だった。しかし、4月に開催されたBigMagicOpenでは、自分もシェアさせてもらった本大会でも使用中の自作のエスパーミッドレンジにより7勝3敗で終え32位入賞。大勝ちはしていないものの堅実に勝率を上げており、今まで大雑把な印象を受けるプレイが多いと感じていたが、自分でも手なりでレインジャーに撃ってしまいそうな場面で、冷静にライラを対象に取り顕在的防御のケアを忘れていない。

これが成長するということなんだな、と自分は感心していた。大災厄をかわせれば手札の数枚の除去呪文と合わせて勝利は目前だろう。今の堅実なプレイは試合後にしっかりと称えたい、おすぎが苗木トークンをデッキケースから探している間にそんなことを考えていた…しかし途中で自分の中である疑問が生まれた。それは「なぜおすぎは攻撃宣言時に菌類感染を唱えたのか」というものだった。

「苗木トークンで翡翠光のレインジャーをブロックします」

自分は最初何が起きたのかわからなかった。それは流れるような動きで、探し出された苗木トークンは翡翠光のレインジャーと垂直に交わっていた。

苗木トークンに4点が与えられ墓地に送られ、第2メインフェイズで唱えられる大災厄。その時見えた手札にはヴラスカの侮辱ともう一枚の菌類感染が。しかし、場に黒マナが出る土地は残っておらず、ライラはそのまま追放された。

第2メインフェイズで相手は残りのハンド1枚からそのまま造命師の動物記を唱えエンド。おすぎは返しのターン以降、能動的なアクションを引かずアドバンテージ差で負けていった。

今のは一体なんだったのだろうか。分は間違いなくこちらにあっただろう。緑単は黎明をもたらすものライラに触りづらく、戦場はライラでほとんど掌握した状態だった。レインジャーに攻撃される前のおすぎのライフは2回攻撃を行ったライラの絆魂により13。危険水域には程遠い。除去呪文もかわせた。かわせたはずだった。でもかわせなかった。見えていない顕在的防御のケアはできていた。しかし、見えている大災厄のケアはできていなかったのだ。

この時点でこのやらかし具合はツキ持ってかれるだろ…と思っていたが、Game3はおすぎが順当に回り相手がキランの真意号から後続引かずといった形で呆気なく勝利。準決勝の青白コントロールも相性差で勝ち、決勝は対戦相手の方が権利不要とのことでトスによる権利獲得。オイオイ優勝しちゃったよ…こんなんでいいのかよと思っていたがおすぎはこれがPPTQ優勝が初めてで喜びを噛み締めていたのでそっとすることに。一瞬感心しかけたの返してくれ。


デッキは前日までティムールにしようとしてたけど回してるうちにしっくりこない感じがしたので前抜けた時のジャンドを使用。

Creatures:22
4 Walking Ballista
4 Grim Flayer
4 Scrapheap Scrounger
3 Winding Constrictor
3 Mindwrack Demon
3 Tireless Tracker
3 Verdurous Gearhulk

Spells:13
4 Fatal Push
4 Traverse the Ulvenwald
4 Unlicensed Disintegration
1 Liliana, Death’s Majesty

Lands:23
4 Blooming Marsh
1 Cinder Glade
3 Evolving Wilds
5 Forest
3 Hissing Quagmire
1 Mountain
3 Smoldering Marsh
3 Swamp

Sideboard:15
2 Manglehorn
2 Gonti, Lord of Luxury
1 Noxious Gearhulk
3 Transgress the Mind
2 Lifecrafter’s Bestiary
2 To the Slaughter
1 Liliana, Death’s Majesty
2 Radiant Flames

ニッサリシュカー不採用のため蛇は気持ち抑えめで3枚。サイド後もよく抜く。2ニッサ1蛇抜いて余った枠に栄光ブリンガーに負けないように悪魔を投入。そこそこ活躍したような気がする。


マルドゥ金属製の巨像 ○○
マルドゥ機体 ×○○
ゼウスサイクリング ○×○

ドラフトは怪しい赤緑t白を構築。3-1で出たリリアナをカット(乞食)

赤白 ×○○
白黒 ○×○
赤白 ○××

ドラフトのコツは虚無虚無不明

BGdelirium ○○
ティムール ○×○
ID


ティムール ××


まーたJスピさんに負けとるよ



fulminator mage 4 900
surgical extraction 2 2500
blooming marsh 1 300
overgrown tomb RTR 1 400
Blackcleave Cliffs 4 3500
Bloodstained Mire KHT 4 1800
Raging Ravine 2 200
Overgrown Tomb RAV 1 1000
Bloodcrypt RAV 2 1500
Stomping Ground RAV 1 1800
Bloodbraid Elf マスターズ 4
Tarmogoyf FUT 4 200
Thoughtseize LOW 3 1800
Liliana of the Veil 4 6000
Scavenging ooze 2 300
Nihil Spellbpmb 3 50
Dark confident 4 5500
Lightning bolt m10 4 300
Inquisition of Kozilek 3 500
Maelstrom Pulse 2 200
Abrupt Decay 1 300
Terminate 2 50
Karn Liberated 4 5000
Grim Lavamancer 2 400
Chalice of the Void 4 6500
Cavern of Souls 1 5500
urza land 4*3 200
Relic of Progenitus 3 300




6/11RPTQ

2017年6月27日 Magic: The Gathering
デッキはジャンドっぽいものを構築して3-2ドロップ(柏のショーダウンに出るため)

栄光ブリンガーをもってる相手に当たってはいけない


デッキはクラシックジャンド。


結果はBYE明けからの4敗でドロップ。


けーちんさん見習ってがんばります。



○ゲームデー

デッキはジャンド。

黒単ゾンビ×○○
ティムール○○
ID

青白逆説コントロール○○
アブザンこうよう○○
バント霊気池×○×


震えて眠れベンジャミン(ウラモググシャー)



○モダン神

デッキはクラシックジャンド。
死の影→アブザン頑強→死の影→クラシックジャンド(殻にこもり得)


トロン××
ジャンドローム×○○
サン&ムーン×○×
バーン○○
アブザンドルイド○×○
バントエルドラージ×○○
トロン×○×
親和×○×
ドロップ


エルドラトロンでなく純正トロンを2回ツモるとはこれ如何に

まあそれでも自分が死の影使うよりはいいなと思ったのでこれで行くんじゃないかと

デッキは死の影ジャンド。

ジェスカイデルバー×○○
青白コントロール○××
グリクシスデルバー××
グリクシスデルバー○××
親和××
アブザン××


1-5(古代のカニ)
デッキはジャンドアグロ。


Creatures:22
3 Walking Ballista
4 Grim Flayer
4 Scrapheap Scrounger
4 Winding Constrictor
1 Manglehorn
3 Tireless Tracker
3 Verdurous Gearhulk

Spells:15
4 Fatal Push
4 Traverse the Ulvenwald
2 Nissa, Voice of Zendikar
4 Unlicensed Disintegration
1 Liliana, Death’s Majesty

Lands:23
4 Blooming Marsh
1 Cinder Glade
3 Evolving Wilds
6 Forest
3 Hissing Quagmire
1 Mountain
3 Smoldering Marsh
2 Swamp

Sideboard:15
2 Manglehorn
2 Gonti, Lord of Luxury
1 Noxious Gearhulk
1 Grasp of Darkness
4 Transgress the Mind
2 Lifecrafter’s Bestiary
2 To the Slaughter
1 Liliana, Death’s Majesty


2回殻を破って自分の殻に再びこもる


PPTQ葛西

青白フラッシュ○×○
バント霊気池○(ゲームロス)○
URコントロール○×○
アブザンdelilium○○
ID
ID

URコン ゲームロスからの○×


ゲームロスはいろんな人を傷つける


PPTQ立川

エスパーコン○○
BGエネルギー○○
ティムールコン×○○
ID
ID

URコン ○×○
青白フラッシュ×○×


5体サクッたオーメンダールを綺麗に餌食してそこから負ける。何がフラッシュだ只のデブデッキじゃねぇか!



PPTQ川越


ナヤミッドレンジ○○
ティムール霊気池○○
BG霊気池×○○
ID
ID

BG霊気池○○
マルドゥ機体○○
マルドゥ機体○×○


抜けました



総括

・(自分にとって)霊気池はデッキではない
・敬遠してたけどマルドゥ機体は思ったよりデッキだった
・青白フラッシュはデブデッキ
・素直にBG


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