発表がかなり遅れまして、済みません!(挨拶
モダンの「一時の成功」について、及びBGデッキの解説、緑t黒信心の考察の記事を訳しました♪
筆者紹介:Kent Ketter
25歳の、インディアナ州ブルーミントンの学生だ。SCGオープンでのトップ8に4回も入賞している。
http://www.starcitygames.com/article/29034_The-Dangers-Of-Partial-Success.html
『 The Dangers Of Partial Times』
「一時の成功は、大いなる成功の妨げになる」-どこかの賢いやつが言ってた言葉だ。
僕は自己満足に浸りきっていた時期があった。シャルロッテで開かれたSCGインビテーショナルで9位に入賞し、シーズン1はかなり調子が良かったと言える。この時点では、いろんな意味で「プロ」と呼ばれる領域までたどり着いたと感じていた。
でもそれは、間違い以上のなにものでもなかった。
シーズン2では2回のマネーフィニッシュこそしたものの、トップ8に入ることは1回もなく、くだらないミスもたくさんした。この時期に勝てなかったのは引きが悪かったのとそのフォーマットがあんまり好きじゃないせいだと思おうとした。でも、最初に紹介した言葉に僕は諭されたのだ。現実を見ろ、と。
試合に勝てなかったのは、僕が練習を怠っていたからだ。もう一度、繰り返して書いておこう。試合に勝てなかったのは、僕が練習を怠っていたからだ。カードの引きムラなんかのせいではなく、そのフォーマットがつまらなくてクソだからという理由でもない。ましてや、敗北を正当化するために作りあげた別の理由のせいでもない。
試合に勝てなかったのは、プレイテストを十分に行わず、より強いプレイヤーになるための努力を怠っていたせいだと感じた。この事実を僕はなかなか受け入れることができなかった。もし、マジック・プレイヤーとして成長して大会で成功をおさめたいのなら、知り合いとコミュニティの中で助け合い切磋琢磨し合うことが間違いなく必要なのだ。
今までよりも尽力して、だ。
嬉しいことに、また、ある意味では悲しいことに、シーズン3の半ばでSCGオープンを勝ってしまった。早めに予選を抜けることができたおかげで、自分のやっているプレイテストの方法を見直す時間が与えられ、何人かの素晴らしいプレイヤー達と調整することができた。(Gerry T, Jarvis Yu, Andrew Tenjumへ。心の底から感謝している。感謝の気持ちを伝え忘れてたけど、ホントに感謝している。MOで調整に付き合ってくれたみんなも、すごく僕の助けになってくれていた)。オープンシリーズへの参加から解放されていた僕は、テストプレイの環境よりよくしようと努めた。環境の特効薬のようなデッキが必要なのではなく、自分の中でテストプレイの結果をどう消化するかを考えることが、MTGというゲームがどういうものなのかを理解する助けになるのだ。
嬉しいことに、SCGオープンを抜けられたこでにより、ささやかな贈り物をもらった。
【SCG インビテーショナル予選 チャンピオンの楯】
その後、ある大会でものすごく運がよかったせいか、20-0という負けなしの成績を叩きだしたことがある。それは、その時の僕にとっては少しだけうまい結果になったということだった。その調子がよかったイベントで得られた教訓は、とてもシンプルなものだ。
常に自分自身を正しい方向に修正できるのなら、結果はいずれ付いてくる。(※1)
では、この記事を読んでいる皆はその僕が試合した20人前後のプレイヤーと戦って得た教訓・体験について早く知りたいとうずうずしているだろうから、そろそろデッキの解説に移ろうか。
デッキ名:ROCK
使用者:Kent Ketter SCGプレミア・インビテーショナル予選(2014/7/27) 1位
クリーチャー(13)
《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》4
《群れネズミ/Pack Rat(RTR)》2
《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M14)》3
《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》4
呪文(18)
《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》4
《四肢切断/Dismember(NPH)》2
《化膿/Putrefy(DGM)》1
《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》2
《コジレックの審問/Inquistion of Kozilek(ROE)》4
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》1
《思考囲い/Thoughtseize(THS)》4
プレインズウォーカー(4)
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》4
土地 (25)
《森/Forest(M13)》1
《沼/Swamp(M13)》3
《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》2
《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》1
《草むした墓/Overgrown Tomb(RTR)》2
《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》4
《樹上の村/Treetop Village(10E)》4
《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire(EVE)》2
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》4
《森林の墓地/Woodland Cemetery(ISD)》1
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(M15)》1
サイドボード(15)
《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》3
《大爆発の魔道士/Fulminator Mage(SHM)》3
《皮裂き/Skinrender(SOM)》2
《化膿/Putrefy(DGM)》1
《魂の裏切りの夜/Night of Souls’ Betrayal(CHK)》2
《忍び寄る腐食/Creeping Corrosion(MBS)》1
《悲哀まみれ/Drown in Sorrow(BNG)》3
単純に、このデッキの動き・カード、全てが好きだ。サイズの大きいクリーチャー、手札破壊、サイドボードには相性を劇的に変えてくれるカードが多く入っている。このデッキは目新しいデッキではない。だが、デッキ内のカード選択は、コミュニティの仲間たちと培った努力の結晶だ。ささっと紹介していこう。
(前半終了)
こんなところだろうか♪
とりあえず、今回はここまで。モダンをやる以上はBGについてしっかり理解しておきたい^^
モダンの「一時の成功」について、及びBGデッキの解説、緑t黒信心の考察の記事を訳しました♪
筆者紹介:Kent Ketter
25歳の、インディアナ州ブルーミントンの学生だ。SCGオープンでのトップ8に4回も入賞している。
http://www.starcitygames.com/article/29034_The-Dangers-Of-Partial-Success.html
『 The Dangers Of Partial Times』
「一時の成功は、大いなる成功の妨げになる」-どこかの賢いやつが言ってた言葉だ。
僕は自己満足に浸りきっていた時期があった。シャルロッテで開かれたSCGインビテーショナルで9位に入賞し、シーズン1はかなり調子が良かったと言える。この時点では、いろんな意味で「プロ」と呼ばれる領域までたどり着いたと感じていた。
でもそれは、間違い以上のなにものでもなかった。
シーズン2では2回のマネーフィニッシュこそしたものの、トップ8に入ることは1回もなく、くだらないミスもたくさんした。この時期に勝てなかったのは引きが悪かったのとそのフォーマットがあんまり好きじゃないせいだと思おうとした。でも、最初に紹介した言葉に僕は諭されたのだ。現実を見ろ、と。
試合に勝てなかったのは、僕が練習を怠っていたからだ。もう一度、繰り返して書いておこう。試合に勝てなかったのは、僕が練習を怠っていたからだ。カードの引きムラなんかのせいではなく、そのフォーマットがつまらなくてクソだからという理由でもない。ましてや、敗北を正当化するために作りあげた別の理由のせいでもない。
試合に勝てなかったのは、プレイテストを十分に行わず、より強いプレイヤーになるための努力を怠っていたせいだと感じた。この事実を僕はなかなか受け入れることができなかった。もし、マジック・プレイヤーとして成長して大会で成功をおさめたいのなら、知り合いとコミュニティの中で助け合い切磋琢磨し合うことが間違いなく必要なのだ。
今までよりも尽力して、だ。
嬉しいことに、また、ある意味では悲しいことに、シーズン3の半ばでSCGオープンを勝ってしまった。早めに予選を抜けることができたおかげで、自分のやっているプレイテストの方法を見直す時間が与えられ、何人かの素晴らしいプレイヤー達と調整することができた。(Gerry T, Jarvis Yu, Andrew Tenjumへ。心の底から感謝している。感謝の気持ちを伝え忘れてたけど、ホントに感謝している。MOで調整に付き合ってくれたみんなも、すごく僕の助けになってくれていた)。オープンシリーズへの参加から解放されていた僕は、テストプレイの環境よりよくしようと努めた。環境の特効薬のようなデッキが必要なのではなく、自分の中でテストプレイの結果をどう消化するかを考えることが、MTGというゲームがどういうものなのかを理解する助けになるのだ。
嬉しいことに、SCGオープンを抜けられたこでにより、ささやかな贈り物をもらった。
【SCG インビテーショナル予選 チャンピオンの楯】
その後、ある大会でものすごく運がよかったせいか、20-0という負けなしの成績を叩きだしたことがある。それは、その時の僕にとっては少しだけうまい結果になったということだった。その調子がよかったイベントで得られた教訓は、とてもシンプルなものだ。
常に自分自身を正しい方向に修正できるのなら、結果はいずれ付いてくる。(※1)
では、この記事を読んでいる皆はその僕が試合した20人前後のプレイヤーと戦って得た教訓・体験について早く知りたいとうずうずしているだろうから、そろそろデッキの解説に移ろうか。
デッキ名:ROCK
使用者:Kent Ketter SCGプレミア・インビテーショナル予選(2014/7/27) 1位
クリーチャー(13)
《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》4
《群れネズミ/Pack Rat(RTR)》2
《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M14)》3
《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》4
呪文(18)
《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》4
《四肢切断/Dismember(NPH)》2
《化膿/Putrefy(DGM)》1
《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》2
《コジレックの審問/Inquistion of Kozilek(ROE)》4
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》1
《思考囲い/Thoughtseize(THS)》4
プレインズウォーカー(4)
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》4
土地 (25)
《森/Forest(M13)》1
《沼/Swamp(M13)》3
《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》2
《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》1
《草むした墓/Overgrown Tomb(RTR)》2
《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》4
《樹上の村/Treetop Village(10E)》4
《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire(EVE)》2
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》4
《森林の墓地/Woodland Cemetery(ISD)》1
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(M15)》1
サイドボード(15)
《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》3
《大爆発の魔道士/Fulminator Mage(SHM)》3
《皮裂き/Skinrender(SOM)》2
《化膿/Putrefy(DGM)》1
《魂の裏切りの夜/Night of Souls’ Betrayal(CHK)》2
《忍び寄る腐食/Creeping Corrosion(MBS)》1
《悲哀まみれ/Drown in Sorrow(BNG)》3
単純に、このデッキの動き・カード、全てが好きだ。サイズの大きいクリーチャー、手札破壊、サイドボードには相性を劇的に変えてくれるカードが多く入っている。このデッキは目新しいデッキではない。だが、デッキ内のカード選択は、コミュニティの仲間たちと培った努力の結晶だ。ささっと紹介していこう。
(前半終了)
こんなところだろうか♪
とりあえず、今回はここまで。モダンをやる以上はBGについてしっかり理解しておきたい^^
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