MTGデッキ紹介記@7/31「Mishra The Mad!」!
発表がかなり遅れまして、済みません!(挨拶

今回は、《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy(TSP)》がコマンダーのデッキの紹介記事を和訳しました♪今回のデッキは、アイデアからデッキ構築に至るまでがすごいと思った。俺もいつか、こんなふうにデッキ構築ができるようになりたいな~♪




以下、和訳レポ。


原文:http://www.starcitygames.com/article/28959_Mishra-The-Mad-.html

(一部抜粋)




Mishra, Artificer Prodigy / 工匠の神童、ミシュラ (1)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたがアーティファクト呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分の墓地と手札とライブラリーからその呪文と同じ名前を持つカードを1枚探し、それを戦場に出す。あなたがこれにより自分のライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。
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コマンダー(ジェネラル)は…《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy(TSP)》?

ある晩リッチモンド・コミックス(※1)郊外で、毎回天才的な発想をするJay Delazierとコマンダーについて話していた。《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy(TSP)》が話題に上がり、コマンダーとしてはなんて無意味な能力なんだ、酷過ぎて逆にクールだぜ、なんて話になった。しかしその話がどういうわけか変な方向に転がり始めた。あまりにも変なアイデアではあるが、ミシュラをコマンダーとしたデッキの核となるアイデアが舞い降りてきたのだ。

《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》(3)(赤)(赤)

エンチャント
プレイヤー1人が自分の手札から呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーはそれを追放し、その後、自分のライブラリーの一番上から、それと共通のカード・タイプを持つカードを追放するまでカードを追放し続ける。そのプレイヤーはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後、そのプレイヤーは吹き荒れる潜在能力により追放されたすべてのカードを自分のライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。


《血の呼び水/Blood Funnel(RAV)》(1)(黒)

エンチャント
あなたが唱えるクリーチャーでない呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げないかぎり、その呪文を打ち消す。


《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy(TSP)》を使うのであれば、多くのアーティファクトと2枚のキーとなるエンチャントが必要だろう。《血の呼び水/Blood Funnel(RAV)》を張ればクリーチャーでないアーティファクトが2マナ軽くなる。生贄要員がいなければただカウンターされてしまうが、場にミシュラがいれば、ミシュラの誘発型能力で唱えた呪文と同名のカードを墓地から探すことができる(カウンターされて墓地に落ちているからね)。より軽いマナコストで場に出すことが可能になる。《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》を場に置いておけば、アーティファクトを唱えれば別のアーティファクトを場にだすことになる。もしハンドが低マナのアーティファクトで溢れているのであれば、唱える度にライブラリの中にある別のアーティファクトと唱えたアーティファクトが場にでて、軽いアーティファクトにドロー能力が付いていればさらにドローを進めて新しいアーティファクトを手に入れられて、またさらにそこから…(エッグ《サニー・サイドアップ》デッキのようだ) といったふうにどんどんアーティファクトを唱えられる。《雲石の工芸品/Cloudstone Curio(RAV)》の能力欄にもし「アーティファクトでないパーマネント」と書いてなかったとしたら、もっとやばい動きができたのにな!

この2枚を使うことを数週間考えていたが、《血の呼び水/Blood Funnel(RAV)》はあまり使えるものではなかった。《血の呼び水/Blood Funnel(RAV)》はミシュラが場にいないとひどく悪い方向に機能する…でも、もう一枚の《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》は、デッキを考えているうちにどんどん気に入ってきたのだ!コマンダーというフォーマットでこんなにも混沌としてる面白いカードはないし、打消し呪文のような妨害系の呪文はほぼ無効化される。それに、ミシュラとともに場に降りたてばもの凄い動きをする。2枚とも場にでている状態ならば、アーティファクト呪文を唱えた時、先にミシュラの誘発型能力をスタックにのせ、その次に《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》の能力をのせる。潜在能力の誘発を解決し、唱えたアーティファクトとは別のアーティファクトをデッキから吐きだし、潜在能力によって追放されたカードとともに唱えたアーティファクトをデッキの底に仕舞い直す。その後ミシュラの能力を解決し、唱えたアーティファクトを場に出す。1つアーティファクト呪文を唱えるだけで、コストなしで別のアーティファクトを手に入れられる。ミシュラと潜在意識を揃えるのはそんなに難しいことではないが、アーティファクトを大量に持ってこれる状態に加え潜在能力の本来備えている能力があれば、盤面上でかなりアドバンテージがとれる状態になるだろう。

別の角度から考えると、おもしろいことが見えてくる。《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》を入れること、《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy(TSP)》というコマンダーが青という色の使用を許可してくれるため、《秘儀の研究室/Arcane Teachings(10E)》をデッキにいれられる。これを場に投入すれば、潜在意識と合わしてほぼロック状態に持ち込むことができる。そうしたら、こちらのジェネラルの能力だけ機能するようになるだろう。

デッキのコンセプトは「アレ」なものだ。ミシュラをコマンダーとして使うということは、邪なグリクシスという断片をプレイし歪なデッキになるということである。でもそんなデッキも私はいいなと思う。なぜなら、ミシュラの能力は普通に考えてコマンダー能力としては使えないものだが、それをパワフルに生かすことに成功しているからだ。

じゃあ、このアイデアを中心に構築するためには、どんな構築をする必要があるかを考えよう。

念入りに採用カードを選定し、今までとは全く違うコマンダーデッキを作った。ミシュラデッキに加わったカードの一部を紹介する。

《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant(GTC)》+《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》:
《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant(GTC)》は弱い場面がない。強い。アーティファクト奪取能力は永続的に続き、こいつが殺されても続く。6/5トランプルに飛行付き、能力の勝利条件も非現実的というほどでもない。それが6マナという軽さで使える。《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》があれば、プレインズウォーカーや相手のコマンダー、その他魅力的な品々を奪うことができる。
アーティファクトで場が溢れかえるこのデッキにはなくてはならないものだろう。《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》は、自分の場のアーティファクト数を19から20にしたりできる。ヘルカイトの勝利条件の能力スタックでアーティファクトを壊されたとしても、相手の計算を狂わせられるだろう。

《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor(WWK)》:この「ギャル」の能力はミシュラの能力と組み合わせるととてもおもしろい動きをする。誰もがデッキに入れるようなアーティファクトが環境には多々存在する。彼女が盗んだアーティファクトをプレイすれば自分のライブラリーから同名のアーティファクトを場に持ってくることができるのだ。《太陽の指輪/Sol Ring》《頭蓋骨絞め/Skullclamp(5DN)》《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot(M14)》《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》などなどのアーティファクトを、だ。そのうえこのカードは相手のデッキを盗み見ることによって対戦相手が用意したあなたの動きを妨害するカードがどんなものかを教えてくれるのだ。

《ダク・フェイデン/Dack Fayden(CNS)》:初コンスピラシードラフトでこいつを当てられたのは嬉しい誤算だった。シングル買いのための25~30ドルが節約することができた。ダクを一目見ただけで、このデッキにぴったりということがわかった。気づいたら《先見的設計家、ムッツィオ/Muzzio, Visionary Architect(CNS)》手に入っており、これとダクは単にヘルカイトの勝利条件に向けてアーティファクトを場にため込むだけでなく、《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》を唱えた後でも能力によってボード上の優位を築いてくれる。

《オナッケの古きもの、クルケッシュ/Kurkesh, Onakke Ancient(M15)》、《主任技師/Chief Engineer(M15)》:M15がもたらしたものは、アーティファクト主体のデッキに入りそうな2種類のカードだ。ミシュラは青と赤のどちらのカラ―も使うことができるため、すんなりと入れることができる。《オナッケの古きもの、クルケッシュ/Kurkesh, Onakke Ancient(M15)》中心のデッキにすれば、極悪なことができるだろう。3色のアーティファクト主体のデッキのサポート役として採用するのなら、大量のアーティファクトと組んでクレイジーな動きを可能にしてくれる。《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator(M14)》《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》などなど。「アシュノッドの人体改造器」(※2)もデッキに放り込んで生物を茶色に変えられるようにすれば、生物が持つ起動型能力をクルケッシュがコピーできるようになる。

よし、デッキ構成の核となる部分の紹介は終わったから、先に進んで実際にデッキを作ってみよう。以下のリストが、私が作ったミシュラデッキの最終形になる。

『The Maddness of Mishra』


クリーチャー 23

《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor(ALA)》
《ゴミ引きずり/Junktroller》
《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
《小走り犬/Scuttlemutt(SHM)》
《小走り破滅エンジン/Scuttling Doom Engine(M15)》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》
《新たなるファイレクシアの魂/Soul of New Phyrexia(M15)》
《スフィンクスの召喚士/Sphinx Summoner(CON)》
《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
《主任技師/Chief Engineer(M15)》
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(ALA)》
《大建築家/Grand Architect(SOM)》
《Gurdian Beast》
《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant(GTC)》
《アーカム・ダクソン/Arcum Dagsson》
《大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault(SOM)》
《オナッケの古きもの、クルケッシュ/Kurkesh, Onakke Ancient(M15)》
《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy(TSP)》(コマンダー)
《先見的設計家、ムッツィオ/Muzzio, Visionary Architect(CNS)》
《ゴブリンの修繕屋スロバッド/Slobad, Goblin Tinkerer(DST)》
《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》
《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor(WWK)》

プレインズウォーカー 3

《ダク・フェイデン/Dack Fayden(CNS)》
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》
《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》

呪文 36

《アシュノッドの人体改造器/Ashnod’s Transmogrant》
《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern(RTR)》
《シタヌールのフルート/Citanul Flute(10E)》
《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix(TSB)》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot(M14)》
《ダークスティールの板金鎧/Darksteel Plate(MBS)》
《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》
《友なる石/Fellwar Stone(9ED)》
《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》
《記憶の壺/Memory Jar》
《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb(SOM)》
《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle(SOM)》
《無のブローチ/Null Brooch(TMP)》
《三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes(M14)》
《回収基地/Salvaging Station(5DN)》
《巻物棚/Scroll Rack》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp(5DN)》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《Soldevi digger》
《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator(M14)》
《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots(M12)》
《交易所/Trading Post(M13)》
《ウルザのガラクタ/Urza’s Bauble(9ED)》
《ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery(5DN)》
《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(10E)》
《秘儀の研究室/Arcane Teachings(7ED)》
《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》
《パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros(THS)》



土地 38

《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》
《島/Island(10E)》6
《山/Mountain(8ED)》5
《沼/Swamp(M13)》4
《BadLands》
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》
《血の墓所/Blood Crypt(RTR)》
《統率の塔/Commad Tower》
《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis(ALA)》
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》
《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M13)》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M13)》
《禁忌の果樹園/Exotic Orchard(CHK)》
《グリクシスの全景/Grixis Panorama(ALA)》
《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks(GPT)》
《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory(???)》
《オパールのモックス/Mox Opal(SOM)》
《ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium(DIS)》
《反射池/Reflecting Pool(SHM)》
《蒸気孔/Steam Vents(RTR)》
《硫黄の滝/Sulfur Falls(ISD)》
《Underground Sea(4ED)》
《Volcanic Island(4ED)》
《湿った墓/Watery Grave(RAV)》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》



マナカーブは以下の通りだ。

0、1マナ 12枚
2マナ   13枚
3マナ   11枚
4マナ   11枚
5マナ    8枚
6マナ    6枚
7マナ以上  1枚 



たいていの場合はもっと高マナ域の呪文を入れてデッキを組むが、絶対にいれなくてはならないカードのために高マナ域のカードを抜いていった。軽いマナカーブとマナ加速のアーティファクト、キャントリップ付きのアーティファクトの恩恵によりランドが38枚まで切り詰められている。

ここからはカード選択について話そう。

《大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault(SOM)》:先ほど《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant(GTC)》《ダク・フェイデン/Dack Fayden(CNS)》《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor(WWK)》については語った。ゲスは彼らとは別の手法で対戦相手のアーティファクトを調達してきてくれる。

《交易所/Trading Post(M13)》:先週私は《交易所/Trading Post(M13)》と《小走り破滅エンジン/Scuttling Doom Engine(M15)》入りの《主任技師/Chief Engineer(M15)》デッキについて書いた。この組み合わせはコマンダーのデッキに移植できるほど強く、よりパワフルなアーティファクトを繰り返し使うことができる…《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》《記憶の壺/Memory Jar》なんかはもちろん強い。

《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(ULG)》:最近ウェルダーをストレージから発掘したので、コマンダーのデッキで悪用できないか考えていた。ウェルダーを使うのにこのデッキはぴったりだ。《小走り破滅エンジン/Scuttling Doom Engine(M15)》を溶かしながら《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》に溶接し直すのは楽しそうだ!《アシュノッドの人体改造器/Ashnod’s Transmogrant》でウェルダーを機械化し、《オナッケの古きもの、クルケッシュ/Kurkesh, Onakke Ancient(M15)》で能力をコピーする瞬間が待ち遠しくてたまらないな。

《Gurdian Beast》:何年か前によれよれになったこのカードを見つけた。それからというもの、アーティファクト過多のデッキを組む時にはしばしば入れるようになった。《アクローマの復讐/Akroma’s Vengence(ONS)》から自分が築いた盤面を守るためにいるのである。

《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》《速足のブーツ/Swiftfoot Boots(M12)》《ダークスティールの板金鎧/Darksteel Plate(MBS)》《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(10E)》:ミシュラがいる時に《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》を唱えることがこのデッキの一番したいことであり、潜在意識が場に設置されるまでにミシュラに死なないでいて欲しい。そのためには対戦相手から飛んでくる胸糞悪い妨害呪文からコマンダーを守るカードを何枚か入れる必要がある。

《回収基地/Salvaging Station(5DN)》:このカードを思いつくまでに相当の時間がかかった。キャントリップがついているアーティファクトや、ちょっぴりいい効果がついている0マナ、1マナのアーティファクトを多く採用しているのにもかかわらずだ。コマンダー環境ではクリーチャーがかなり墓地に置かれるので、能力が複数回誘発し軽いアーティファクトを何度も墓地から戻すことができる。かなり使い勝手のいいカードだ。デッキ構築をしていた多くの時間、回収基地とそれ関連のカードはデッキに入っていなかったが、このデッキのコンセプトと完璧にマッチしている。

《無のブローチ/Null Brooch(TMP)》:古いカードだ。このデッキにとって厄介な《アクローマの復讐/Akroma’s Vengence(ONS)》(※3)を打ち消せるアーティファクトである。ハンドを全部失ったとしても、起動する価値が十分にあるだろう。

《三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes(M14)》:《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》と《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant(GTC)》を探してくるカードとして《次元の門/Planar Portal(8ED)》の採用を検討していた。だが、途中でキャスト時・起動時のコスト共に指輪の方が軽いことを思い出した。勿論、指輪は3回しか起動できない。だが、3回起動すれば十分だろう。起動できずに破壊されてしまったとしても、《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(ULG)》や《交易所/Trading Post(M13)》を使ってリサイクルすることが可能だ。オナッケの人で能力をコピーするところを想像して、おもしろいことになりそうだと思ったぜ!


抜粋終了




こんなところだろうか♪

《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy(TSP)》という全く使えないレジェンドを、ここまで真剣に考察してデッキを作りあげるとは…(感心)
この記事を書いた人は、本当に天才だと思うな~♪(なぜなら、使えないコマンダーを軸にデッキを作り、しっかりとした記事を書いたから。)


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