MTG戦術翻訳記@7/15「Know Your Enemy」!(後半)
2014年7月15日 TCG全般 コメント (2)発表がかなり遅れまして、済みません!(挨拶
以下、和訳レポ。
原文:http://www.starcitygames.com/article/28847_Know-Your-Enemy.html
(前回からの続き)
あまり知られていないことだけど、黒単信心を使ってちょっと前のPTQシーズンに1カ月間参加したが、マジックのダークサイドにはまり込んでしまった。TOP8に2回入賞することができたが、PT参加の権利を得るところまでは至らなかった。その頃、ボス・スライ(赤単アグロ。バーンではなく、土地を20以下に切り詰め1・2マナの生物群で戦う赤単デッキ)と赤t白バーンがMOで流行し、黒単信心の使用者はこの2つのデッキに対応するためにメインに《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》を2枚、サイドにもう2枚入れるといった構築をすることが多かった。《胆汁病/Bile Blight(BNG)》が印刷される直前で、環境に蔓延している《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》を除去れない《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》よりも使いやすいという理由から行われた構築だった。
見かけ上は《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》の採用によってしばらく赤の生物をやりこめることはできていたので、他の人達とともにリアルでも同じように構築して大会に参加していた。
その時も、その環境で最高だと思われるデッキ構築をして、そのデッキを今までずっとプレイしていたかのようにデッキを回していた。僕は黒単信心に勝つためにボス・スライの調整をかなりしていたので、その調整によって黒単信心側がしてくることを全て把握していた。PTQシーズンという限られた期間において、黒単信心を使った後、さらに黒単信心の弱い部分がはっきりとわるようになった。
以下のリストは黒単信心、青単信心、赤単が多いメタゲームを勝ち抜くために調整をしたリストだ。
黒単信心(RTR~THS期スタン)
使用者 Tom Ross
生物 16
《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RTR)》4
《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》4
《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》4
《群れネズミ/Pack Rat(RTR)》4
呪文 19
《地下世界の人脈/Underworld Connections(RTR)》4
《胆汁病/Bile Blight(BNG)》2
《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》3
《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》4
《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》2
《思考囲い/Thoughtseize(THS)》4
土地 25
《沼/Swamp(M13)》19
《変わり谷/Mutavault(M14)》4
《静寂の神殿/Temple of Silence(THS)》2
サイドボード 15
《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie(M14)》3
《闇の裏切り/Dark Betrayal(THS)》2
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》2
《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》2
《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead(THS)》2
《強迫/Duress(M14)》4
Owen Turtenwaldは、黒単信心は占術ランド0枚の方がいいと別の記事で発言しており、それはマナカーブ通りスムーズに動いていくことが求められるからだとされていた。僕は彼の主張に概ね同意だった。占術ランドの枚数を3枚に減らしたプレイヤーもちらほら見かけ、3枚まで減らしたリストとOwenの主張の間をとる形で占術ランドを2枚だけ採用した。白黒ランドなのは相手に対し一番効果的なミスリードができるからである。RTR~THS期は、基本的にどの多色ランドを入れるかは主に下4種類のどのカードを入れたいかによっただろう。
黒緑→《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
黒白→《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa(DGM)》
黒赤→《ラクドスの復活/Rakdos’s Return(RTR)》
黒青→《概念泥棒/Notion Thief(DGM)》
黒白ミッドレンジは黒単信心と見間違いやすいデッキであり、なおかつスタンでよく見かけるデッキだ。故にこちらのありもしない《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa(DGM)》を警戒してサイド後も《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie(M14)》をいれておいてくれることがある。細かいテクニックだが、このテクニックが勝利につながることもある。
ポートランドで開かれたSCGオープンではジャンドモンスターズが減少し、青単信心の使用率が高いという結果だった。その結果を踏まえると現在メインに4枚積まれているゾンビの枠は再び《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》に変えるべきだろう。ボススライや赤単は3/1威嚇を相手にするより2/3飛行を相手にする方が手間取る。今現在どれくらい赤系アグロがメタられているかははっきりとはわからない。もし赤系アグロに対するガードが下がっている後に再びトーナメントを制覇したとしても、僕は驚かないだろう。
僕が黒単信心を使う時は常にメインに2枚の《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》を積んで大会にでていた。《思考囲い/Thoughtseize(THS)》や《地下世界の人脈/Underworld Connections(RTR)》によってライフを支払い、1ターン目に何もできずに殴られてライフが減らされることがある。だから《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》とは別のライフゲイン手段があった方がいいと考えている。赤系アグロが再びトーナメントで活躍したと仮定しよう。メインサイド合わせて《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》4枚とらないとしたらそれは構築ミスだ。また、より先のメタゲームを見据えてメインに《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》を2枚とっておくことでサイド枠の節約になるだろう。
そうだ。赤単に絶対に負けたくない人用に、下に青白エファラのリストを載せておこう。
青白エファラ・サンプル(スタン現環境)
生物 24
《テューンの大天使/Archangel of Thune(M14)》1
《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》4
《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》4
《管区の隊長/Precinct Captain(RTR)》4
《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon(THS)》4
《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos(BNG)》3
《都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polis(BNG)》3
《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》1
呪文 11
《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》4
《ヘリオッドの指図/Dictate of Heliod(JOU)》2
《精霊への挑戦/Brave the Elements(ZEN)》2
《ヘリオッドの槍/Spear of Heliod(THS)》1
土地 25
《平地/Plains(10E)》11
《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(DGM)》1
《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》4
《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》1
《変わり谷/Mutavault(M14)》4
《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment(BNG)》4
サイド 15
《テューンの大天使/Archangel of Thune(M14)》1
《払拭の光/Banishing Light(JOU)》1
《大地への縫い止め/Pin to the Earth(JOU)》1
《安らかなる眠り/Rest in Peace(RTR)》1
《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram(JOU)》4
《払拭/Dispel(RTR)》1
《否認/Negate(M11)》2
《異端の輝き/Glare of Heresy(THS)》2
《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》2
ある対戦動画でブラッド・ネルソンがBrian Braun-Duinと対戦していた時、ネルソンはBrian相手に大声を上げていた。コロンバスで開かれたインビテーショナルで青白エファラとボス・スライの両方を持っていき、メタゲームの動向次第で使うデッキを決めようと思っていた。ネルソンは「その『羊』デッキはやばい」と言った。僕は偉い人の格言‘迅速さは戦いの極意である(※5)’に従おうと思い、結局ボス・スライを使用した。トップ8に残ったネルソンと当たり、彼のジャンドモンスターズを打ち倒した。メタゲームはわかりやすいものだったが、他のプレイヤーは超高速アグロを選択するのをためらった。そして彼らは超高速アグロとあたりたくもなかったのだ。(※6)
『羊』デッキ(僕はプレイされる羊の数が多かろうが少なかろうが羊デッキと呼んでいる)は赤系の高速デッキには悪夢のような存在だ。もし、僕が使ったボス・スライのようなデッキが多いメタゲームで、僕のことがスゲー気に入らないっていうのなら、上の青白エファラを使うのが一番良いと思う。ボス・スライの生物たちは1対1交換しかとれないが、青白エファラの《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》はボス・スライに対して2対1以上とることができる。サイド後にはさらに相性がよくなり、4枚の《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram(JOU)》と2枚の《テューンの大天使/Archangel of Thune(M14)》が入ってくる。青白エファラと当たったバーン使いは、間違いなく運が悪いだろう。それでもこのデッキに対して強い《サテュロスの火踊り/Satyr Firedancer(BNG)》《岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks(THS)》を連打してくることがある。その場合は《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》でそのエンチャントを割ってしまえばいい。
僕がアドバイスできることと言ったら、環境で一番強いデッキに勝ちたいのなら、その最強のデッキをまず自分が使ってみなければいけない、ということだろう。その環境の上位のデッキのプレイ動画を見たり、プレイテストするデッキを変えて別の角度から様々なデッキを見たりすることは全て無駄にならないだろう。考えることが全てだと言ってもいい。自分がプレイしているデッキだけでなく対戦相手とどのように戦うかをイメージしなければならない。僕が実践しているスタイルが身に付いたら、今のステージより一歩進んだマジックができるだろう。そして、他の人がやっている構築をまねること、想像したりした方がいい。黒単信心、青単信心、青白コントロールをプレイしている人たちはボス・スライや赤単を使ってみることを特におススメする。使ってみれば、彼らの思考プロセスを把握でき、相手がどう考えてプレイしているかはっきりと理解できるだろう。
もしくはデッキごと買うとかね。ボス・スライを買うなら、今までマジックに使った中で、最高の30ドルになるはずさ。(※7)
“対戦相手になりきって考えろ”
終
こんなところだろうか♪
先日、自分の日記について指摘があった。確かに、違う部分が見られるかもしれない。それだけ俺が未熟だってことだと思う。でも、もっと練習(文を書く)をして、和訳の部分も同じ文体に出来るようにしたい!
他の人が見ても読みやすい日記を心がけていこうと思った!!
以下、和訳レポ。
原文:http://www.starcitygames.com/article/28847_Know-Your-Enemy.html
(前回からの続き)
あまり知られていないことだけど、黒単信心を使ってちょっと前のPTQシーズンに1カ月間参加したが、マジックのダークサイドにはまり込んでしまった。TOP8に2回入賞することができたが、PT参加の権利を得るところまでは至らなかった。その頃、ボス・スライ(赤単アグロ。バーンではなく、土地を20以下に切り詰め1・2マナの生物群で戦う赤単デッキ)と赤t白バーンがMOで流行し、黒単信心の使用者はこの2つのデッキに対応するためにメインに《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》を2枚、サイドにもう2枚入れるといった構築をすることが多かった。《胆汁病/Bile Blight(BNG)》が印刷される直前で、環境に蔓延している《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》を除去れない《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》よりも使いやすいという理由から行われた構築だった。
見かけ上は《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》の採用によってしばらく赤の生物をやりこめることはできていたので、他の人達とともにリアルでも同じように構築して大会に参加していた。
その時も、その環境で最高だと思われるデッキ構築をして、そのデッキを今までずっとプレイしていたかのようにデッキを回していた。僕は黒単信心に勝つためにボス・スライの調整をかなりしていたので、その調整によって黒単信心側がしてくることを全て把握していた。PTQシーズンという限られた期間において、黒単信心を使った後、さらに黒単信心の弱い部分がはっきりとわるようになった。
以下のリストは黒単信心、青単信心、赤単が多いメタゲームを勝ち抜くために調整をしたリストだ。
黒単信心(RTR~THS期スタン)
使用者 Tom Ross
生物 16
《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RTR)》4
《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》4
《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》4
《群れネズミ/Pack Rat(RTR)》4
呪文 19
《地下世界の人脈/Underworld Connections(RTR)》4
《胆汁病/Bile Blight(BNG)》2
《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》3
《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》4
《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》2
《思考囲い/Thoughtseize(THS)》4
土地 25
《沼/Swamp(M13)》19
《変わり谷/Mutavault(M14)》4
《静寂の神殿/Temple of Silence(THS)》2
サイドボード 15
《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie(M14)》3
《闇の裏切り/Dark Betrayal(THS)》2
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》2
《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》2
《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead(THS)》2
《強迫/Duress(M14)》4
Owen Turtenwaldは、黒単信心は占術ランド0枚の方がいいと別の記事で発言しており、それはマナカーブ通りスムーズに動いていくことが求められるからだとされていた。僕は彼の主張に概ね同意だった。占術ランドの枚数を3枚に減らしたプレイヤーもちらほら見かけ、3枚まで減らしたリストとOwenの主張の間をとる形で占術ランドを2枚だけ採用した。白黒ランドなのは相手に対し一番効果的なミスリードができるからである。RTR~THS期は、基本的にどの多色ランドを入れるかは主に下4種類のどのカードを入れたいかによっただろう。
黒緑→《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
黒白→《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa(DGM)》
黒赤→《ラクドスの復活/Rakdos’s Return(RTR)》
黒青→《概念泥棒/Notion Thief(DGM)》
黒白ミッドレンジは黒単信心と見間違いやすいデッキであり、なおかつスタンでよく見かけるデッキだ。故にこちらのありもしない《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa(DGM)》を警戒してサイド後も《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie(M14)》をいれておいてくれることがある。細かいテクニックだが、このテクニックが勝利につながることもある。
ポートランドで開かれたSCGオープンではジャンドモンスターズが減少し、青単信心の使用率が高いという結果だった。その結果を踏まえると現在メインに4枚積まれているゾンビの枠は再び《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》に変えるべきだろう。ボススライや赤単は3/1威嚇を相手にするより2/3飛行を相手にする方が手間取る。今現在どれくらい赤系アグロがメタられているかははっきりとはわからない。もし赤系アグロに対するガードが下がっている後に再びトーナメントを制覇したとしても、僕は驚かないだろう。
僕が黒単信心を使う時は常にメインに2枚の《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》を積んで大会にでていた。《思考囲い/Thoughtseize(THS)》や《地下世界の人脈/Underworld Connections(RTR)》によってライフを支払い、1ターン目に何もできずに殴られてライフが減らされることがある。だから《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》とは別のライフゲイン手段があった方がいいと考えている。赤系アグロが再びトーナメントで活躍したと仮定しよう。メインサイド合わせて《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》4枚とらないとしたらそれは構築ミスだ。また、より先のメタゲームを見据えてメインに《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》を2枚とっておくことでサイド枠の節約になるだろう。
そうだ。赤単に絶対に負けたくない人用に、下に青白エファラのリストを載せておこう。
青白エファラ・サンプル(スタン現環境)
生物 24
《テューンの大天使/Archangel of Thune(M14)》1
《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》4
《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》4
《管区の隊長/Precinct Captain(RTR)》4
《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon(THS)》4
《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos(BNG)》3
《都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polis(BNG)》3
《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》1
呪文 11
《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》4
《ヘリオッドの指図/Dictate of Heliod(JOU)》2
《精霊への挑戦/Brave the Elements(ZEN)》2
《ヘリオッドの槍/Spear of Heliod(THS)》1
土地 25
《平地/Plains(10E)》11
《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(DGM)》1
《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》4
《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》1
《変わり谷/Mutavault(M14)》4
《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment(BNG)》4
サイド 15
《テューンの大天使/Archangel of Thune(M14)》1
《払拭の光/Banishing Light(JOU)》1
《大地への縫い止め/Pin to the Earth(JOU)》1
《安らかなる眠り/Rest in Peace(RTR)》1
《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram(JOU)》4
《払拭/Dispel(RTR)》1
《否認/Negate(M11)》2
《異端の輝き/Glare of Heresy(THS)》2
《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》2
ある対戦動画でブラッド・ネルソンがBrian Braun-Duinと対戦していた時、ネルソンはBrian相手に大声を上げていた。コロンバスで開かれたインビテーショナルで青白エファラとボス・スライの両方を持っていき、メタゲームの動向次第で使うデッキを決めようと思っていた。ネルソンは「その『羊』デッキはやばい」と言った。僕は偉い人の格言‘迅速さは戦いの極意である(※5)’に従おうと思い、結局ボス・スライを使用した。トップ8に残ったネルソンと当たり、彼のジャンドモンスターズを打ち倒した。メタゲームはわかりやすいものだったが、他のプレイヤーは超高速アグロを選択するのをためらった。そして彼らは超高速アグロとあたりたくもなかったのだ。(※6)
『羊』デッキ(僕はプレイされる羊の数が多かろうが少なかろうが羊デッキと呼んでいる)は赤系の高速デッキには悪夢のような存在だ。もし、僕が使ったボス・スライのようなデッキが多いメタゲームで、僕のことがスゲー気に入らないっていうのなら、上の青白エファラを使うのが一番良いと思う。ボス・スライの生物たちは1対1交換しかとれないが、青白エファラの《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》はボス・スライに対して2対1以上とることができる。サイド後にはさらに相性がよくなり、4枚の《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram(JOU)》と2枚の《テューンの大天使/Archangel of Thune(M14)》が入ってくる。青白エファラと当たったバーン使いは、間違いなく運が悪いだろう。それでもこのデッキに対して強い《サテュロスの火踊り/Satyr Firedancer(BNG)》《岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks(THS)》を連打してくることがある。その場合は《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》でそのエンチャントを割ってしまえばいい。
僕がアドバイスできることと言ったら、環境で一番強いデッキに勝ちたいのなら、その最強のデッキをまず自分が使ってみなければいけない、ということだろう。その環境の上位のデッキのプレイ動画を見たり、プレイテストするデッキを変えて別の角度から様々なデッキを見たりすることは全て無駄にならないだろう。考えることが全てだと言ってもいい。自分がプレイしているデッキだけでなく対戦相手とどのように戦うかをイメージしなければならない。僕が実践しているスタイルが身に付いたら、今のステージより一歩進んだマジックができるだろう。そして、他の人がやっている構築をまねること、想像したりした方がいい。黒単信心、青単信心、青白コントロールをプレイしている人たちはボス・スライや赤単を使ってみることを特におススメする。使ってみれば、彼らの思考プロセスを把握でき、相手がどう考えてプレイしているかはっきりと理解できるだろう。
もしくはデッキごと買うとかね。ボス・スライを買うなら、今までマジックに使った中で、最高の30ドルになるはずさ。(※7)
“対戦相手になりきって考えろ”
終
こんなところだろうか♪
先日、自分の日記について指摘があった。確かに、違う部分が見られるかもしれない。それだけ俺が未熟だってことだと思う。でも、もっと練習(文を書く)をして、和訳の部分も同じ文体に出来るようにしたい!
他の人が見ても読みやすい日記を心がけていこうと思った!!
コメント
なるべく文字数を短縮したり、なるべく難しい言葉・表現は使わなかったり、難読漢字には振り仮名を振ったりなど。
前に知人に、「ゆらりんの日記は分かりにくい」と言われたので…。苦笑
わかりやすくするって、自分の中では結構難しいことだな~って思ってます。
内容が同じであれば文字数を削ったり、なじみない言葉は使わないように心がけようど思ってます。